10. 津軽鉄道ストーブ列車(青森)

1930年(昭和5年)から続く、津軽鉄道が運行する冬季限定の列車。その名の通り、石炭が燃料となる「だるまストーブ」が1両に2台設置されており、ストーブの暖かさと共にそのレトロな雰囲気を楽しむことができます。

毎年12月1日~翌年3月31日の期間、津軽五所川原駅~津軽中里駅間を3往復のみ運行(12月中の平日は2往復)。乗車には、大人子ども共に乗車券にプラス1枚500円の「ストーブ列車券」が必要となります。ちなみに、車内販売でスルメを購入すると、スタッフがストーブで焼いてくれるというサービスもあり!北国ならではの体験ができるので、冬の東北旅におすすめですよ。

11. 安比高原スキー場(岩手)

総滑走距離43.1km、全21コースを誇る、東北屈指のスキー場。山頂が標高1,300mと高く気温も低い地域のため、さらさらとしたパウダースノーが豊富に積もっており、最高クラスの雪質が楽しめるゲレンデとして、海外からも多くの観光客が訪れています。

初級~上級までのコースに、5エリアのツリーランゾーンを備えているのが特徴。中でも「マジックフォレスト」は子供も一緒にツリーランができる貴重なスポットで、東京ドーム2個分の森を利用し、散策しながら雪山の滑りを楽しめます。

ゲレンデの目の前にリゾートホテルもあるため、冬の東北でたっぷりスノーレジャーを楽しみたい方にはおすすめのスポットです。

12. 乳頭温泉郷(秋田)

十和田八幡平国立公園、乳頭山の山麓に点在する「乳頭温泉郷」は、鶴の湯・妙乃湯・黒湯・蟹場・孫六・大釜・休暇村の7つの宿からなる温泉郷です。7つの宿はそれぞれ泉質の異なる源泉を引き込んでおり、7つ全ての湯めぐりを行えば、万病に効くと言われています。

photo by Matmakさん

乳頭温泉郷がとくに美しいのが、雪景色のシーズン。1月から3月になると、木造旅館が雪に覆われて情緒ある景色が広がります。雪見風呂を楽しめるのも、冬の東北旅ならでは。冬季には一部の旅館が休業となるので、予約の際に確認するようにしましょう。