4. 大内宿(福島)

photo by スピカ☆さん

南会津にある、江戸時代の町並みを今に残す宿場町・大内宿。江戸へ向かう大名たちの宿駅のひとつとして栄え、現在でも40軒ほどの茅葺き屋根の民家が整然と並んでいます。茅葺き屋根の建物の一部は土産店や飲食店になっており、ネギを使ってワイルドにいただく高遠そばが有名です。

そんな大内宿に一年で最も観光客が多く訪れるのが、毎年2月の第2土・日曜に開催される「雪まつり」の期間。50基ほどの灯篭が灯り、雪がつもる茅葺き屋根の民家がライトアップされる姿は、とても幻想的です。冬の東北旅行では、ぜひ立ち寄りたい観光スポットですね。

5. SENDAI光のページェント(宮城)

仙台の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」。毎年12月中の2週間ほど、”杜の都”の象徴と言われる定禅寺通のケヤキ並木が、数十万のLED電球によって光り輝きます。ライトアップは約800mに渡って続き、多くの人が光のトンネルのそぞろ歩きを楽しみます。

勾当台公園 イルミネーション

イベント期間中は、仙台クリスマスマーケットが開催されたり、期間限定で屋外スケートリンクが設置されたりと、盛り上がりを見せます。また開催期間中は、18時、19時、20時に、イルミネーションが一斉に消え、再点灯するという恒例のイベントも。感動の瞬間をぜひ体験してみてくださいね!

6. 猊鼻渓 (岩手)

猊鼻渓(げいびけい)とは、岩手県一関を流れる北上川の支流・砂鉄川にできた全長2kmほどの渓谷。高さ100mを超す迫力ある岸壁の間を、澄んだ川がゆったりと流れています。

渓谷を往復90分ほどかけてめぐる舟下りは、船頭が棹一本で舟を巧みにあやつります。舟の上で飲食もできるので、ビールや鮎の塩焼きなどを購入して乗船するのがおすすめ。

12月〜2月の期間はこたつ舟として運行しており、寒さも気にならず冬の情緒たっぷりで楽しめます。折り返し地点に着くと、一旦舟から降りて周辺を散策もできますよ。