大正ロマンの風情が薫る「銀山温泉」や、感動のイルミネーションに出会える「SENDAI光のページェント」、本州屈指の雪質を誇る「安比高原スキー場」など、冬の東北旅行におすすめの観光スポットをご紹介します。
1. 銀山温泉(山形)
山形県尾花沢市の山あいにひっそりと佇む、大正ロマンの風情が薫る温泉街。NHK連続テレビ小説『おしん』の舞台となったことで一躍脚光を浴び、その名が全国的に広がりました。こじんまりとした温泉街ですが、銀山川の両岸に沿って大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が軒を連ねます。
とくに雪景色との相性が抜群で、冬の東北観光にはぴったり!ガス灯の明かりが深々と降る雪を照らす様子は、とっても幻想的です。温泉とあわせて、ノスタルジックな冬の温泉街の景色も楽しんでくださいね。
2. 横手かまくら(秋田)
400年以上の歴史がある小正月の伝統行事で、毎年2月15、16日の夜(期間がずれる場合もあり)に開催されます。期間中は、人が入ることができる大きなかまくらが100基ほどあるほか、市内一円にたくさんのミニかまくらが創られ、ろうそくが灯ったかまくらの幻想的な世界を楽しむことができます。
大きなかまくらの中では、地元の子どもたちが甘酒や火鉢で焼いた餅をふるまいます。「入ってたんせ」と声をかけてくれたら、かまくらの中にはいって水神様にお賽銭をあげましょう。子どもたちと雪国ならではの時間を楽しめて、冬の東北旅にはおすすめですよ。
3.弘前公園(青森)
日本屈指の桜の名所として知られる弘前公園。ソメイヨシノを中心にシダレザクラ、八重桜など約2,600本もの桜が咲き誇り、GW中の人気観光スポットとなっています。
しかし冬にも見どころが。例年12月から2月まで「冬に咲くさくらライトアップ」と題し、桜の枝に積もった雪を花に見立て、ライトアップを行っています。お堀が雪で真っ白になり、まるで桜が散った後のようになった姿も幻想的です。