アジアナンバーワンとも言われる美しさを誇る「東京ジャーミイ」や、温室内のスタバでくつろげる「HANA・BIYORI」、バラの香りに癒される「旧古河庭園」など、女子旅におすすめの東京にある穴場観光スポットをご紹介します。
1.ポーラ・ミュージアム・アネックス
高級ブランド店が並ぶ銀座の目抜き通りに軒を連ねる、化粧品ブランドPOLA。そのビルの3階はギャラリーになっていて、作家の個展が多く行われています。
過去に展示を行ったのは、きゃりーぱみゅぱみゅの演出を手掛けた増田セバスチャンさん、プラントハンター西畠清順さんなど、美術やデザインといった既存の枠にはハマらない個性豊かな作家さんばかりです。
歌手のJUJUさんや英国王室の帽子デザインをする原田美沙さんも展示を行っており、やはり女性の美にまつわる展示がより引き立つギャラリーではないでしょうか。
そしてここのポイントはなんといっても、これらの充実した展示がすべて無料という点!毎回展示スペースのわりにかなりの密度で展示されるので、満足度はきっと高いはずです。
2.東京ジャーミイ
「ジャーミイ(Camii)」とは、金曜礼拝を含む、1日5回の礼拝が行われる礼拝堂のことで、英語のモスク(mosque)と同じ意味です。「ジャーミイ」は語源がアラビア語で、人々が集まる場所、という意味があります。
代々木上原駅から徒歩7分ほどの、井の頭通り沿いにある「東京ジャーミイ」は日本最大規模のモスク。イスラム教徒でなくても見学が可能で、礼拝堂の美しさは必見です。
モスクはイスラム教のことを知らないと入りづらいイメージがあるかもしれませんが、とってもオープンで、イスラム文化を説明しながら案内してくれるガイドツアーも随時行っているので、気軽に立ち寄ってみては。
3.東洋文庫ミュージアム
東京都文京区にある日本最古の研究図書館・東洋文庫ミュージアム。三菱財閥第3代当主・岩崎久彌(いわさきひさや)の寄付を受けて誕生した図書館です。施設全体で約700㎡と小さなミュージアムながら、そこにぎゅっと詰まっているのは、日本を含む東洋全体の歴史と文化についての貴重な文献で、その数なんと80言語からなる約100万冊!
ミュージアムの目玉は、その膨大な量の書籍の一部が本棚に所狭しと並んでいる「モリソン文庫」です。しかし館内では、ほとんどの本を実際に手に取って読むことができません。本を読まずに展示として鑑賞する、ふだんとは違ったちょっと新鮮な本の楽しみ方を味わえます。
また敷地内には、岩手・小岩井農場の経営者でもある久彌にちなんで、小岩井農場産の食材を使った料理が味わえる「オリエント・カフェ」も併設しています。