洞爺湖は周囲43kmの、日本で9番目に大きな湖。コバルトブルーの湖面が印象的なカルデラ湖です。この記事では、洞爺湖を観光する方におすすめの洞爺湖の楽しみ方をご紹介します。
1.湖畔から湖を眺める
まずは近くから湖をじっくり眺めてみましょう。おすすめの鑑賞スポットが、洞爺湖に伸びる岬の上に建てられた「浮見堂」がシンボルの、洞爺湖の北に位置する浮見堂公園。洞爺湖周辺の観光スポットの中でも立ち寄る人の多い人気スポットで、湖畔を散策するのに最適な場所です。
秋には浮見堂越しに見る洞爺湖と、湖周辺の山々の紅葉のコントラストが美しいですよ。
2.パノラマで湖を眺める
次はちょっと離れてその全貌を眺めてみましょう。おすすめの展望スポットが、洞爺湖の西岸に位置する「サイロ展望台」。洞爺湖の大パノラマを眺められる絶景の展望ポイントで、洞爺湖をはじめ、中島、有珠山、昭和新山等を一望できます。
「TOYA」のオブジェもありインスタ映えもばっちり!レストランやショップもあり、洞爺湖オリジナルのお土産も購入できます。
3.船に乗って湖上遊覧
洞洞爺湖の中央に浮かぶ中島と、温泉街近くの桟橋を約50分で往復する遊覧船もおすすめです。夏季(4月下旬~10月末日)は30分ごと、冬季(11月~4月初旬)は60分ごとに運行しています。
中島は、大島、弁天島、観音島、饅頭島の4つの島の総称で、夏季の間は大島に上陸し30分間の散策を楽しめますよ。
4.洞爺湖や有珠山について学ぶ
洞爺湖についてもっと詳しく知りたいという方は、洞爺湖温泉郷にある「洞爺湖ビジターセンター・火山科学館」へ立ち寄ってみましょう。洞爺湖の歴史や自然についての展示を無料で見学できます。
また併設する「火山科学館」では、洞爺湖の南に位置する有珠山の火山活動や実際の被害の様子、防災の方法などを紹介。有珠山は1910年の噴火で洞爺湖温泉、1943年~1945年の活動で昭和新山を作りだし、1977年の噴火では500億円を越える経済損失を発生させるなど、活発な火山活動を繰り返す活火山です。
最近では2000年に噴火があり、災害にあった建物や道路をそのまま残した西山山麓火口散策路が整備され、当時の被害の様子を歩きながら見て学ぶことができるようになりました。