ランチで楽しむ郷土料理

ランチは磐梯山温泉ホテルのスタッフおすすめの、七日町駅に近い「渋川問屋」でいただきました。前身は明治15年創業の海産物問屋で、市内に卸売市場が開設されたことを機に、昭和57年から宿を併設した郷土料理店として再開しました。

▲大正期に建てられた渋皮問屋は、店内も情緒たっぷりです

「最初の乾杯は会津の地酒で」を市の条例とする会津若松市。今回いただいた「山海料理10品コース」は、棒タラ煮、郷土料理のニシンの山椒漬、ニシンの天ぷら、干物と野菜たっぷりの会津の汁物こづゆ、そば粒がゆなど、日本酒によく合う味つけです。

▲食前酒のにごり酒と先付の「いか人参」

越後街道の出口に位置する会津若松は、新潟から身欠きにしんや棒だらなどの海産物が運ばれた土地柄。会津の食文化を支えた海産物問屋だったお店で、郷土の味を楽しみました。

▲ニシンの昆布巻

日本酒ファンはもちろん、日本酒初心者にこそ断然すすめの【星野リゾート 磐梯山温泉ホテル】の宿泊プラン「あいづ日本酒よっぱら滞在」。美味しいお酒を楽しむことはもちろん、酒蔵見学や酒器探しなど、まさに日本酒づくしの1泊2日。心行くまで味わってみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:星野リゾート 磐梯山温泉ホテル>