多彩なアクティビティが用意されホテルステイを満喫できる星野リゾートの宿泊施設。福島県にある【星野リゾート 磐梯山温泉ホテル】でも、赤べこ、酒処として全国にファンを持つ会津のお酒、地元の民謡、スキー・スノーボード、星空観賞など、ご当地文化や自然を楽しむアクティビティをそろえます。

ホテルステイが楽しくなる多彩なアクティビティ

ホテルでは通年開催されるイベントや、季節に合わせた催しなど、チェックインからチェックアウトまで様々な体験を用意します。

▲ホテルに到着したら、ロビーにある看板で参加したいアクティビティをチェック

薬草を煎じて飲む「薬研こしぇる茶」

年間を通じて楽しめる「薬研(やげん)こしぇる茶」は、会津藩の薬草文化をヒントにしたお茶体験。7時から11時までロビーの隣にある「ブックス&カフェ」に用意され、自分でブレンドした薬草茶を作って試飲します。“こしぇる” とは会津言葉で「作る」という意味です。

▲サルノコシカケや赤しそ、ハトムギ、桃の葉など5種類の薬草に加え「ブレンド茶」を用意

▲お好みの薬草を2、3種類選びます

スギナとハトムギをチョイス。迷ったらあらかじめ10種類の薬草を使ったブレンド茶もおすすめ。

▲薬作りは薬草をすり潰す道具「薬研(やげん)」を使います

2013年に放映されたNHK大河ドラマ『八重の桜』の主人公で会津藩士の娘だった新島八重は、旅先に薬研を持ち歩きコーヒー豆を挽いていたのだとか。

▲薬草を細かく潰すのは思う以上に大変ですが、いつの間にか夢中になってしまいます

1670年、会津藩主が流行り病から領民を救うため会津若松の別荘に薬草園を作り、会津の薬草や薬木のほか朝鮮人参を栽培して民間に奨励したのが始まりで、後に「御薬園(おやくえん)」として庭園を整備。現在は一般公開されています。「薬研こしぇる茶」は、そんな会津の歴史と薬草文化をヒントにしたアクティビティです。

▲お湯を注いで3分待ったらオリジナル薬草茶の出来上がり

ハトムギは麦茶っぽくて飲みやすかったです。さらにもう一杯、シソとサルノコシカケをブレンドすると、良薬?ならではの若干のクセがありますが、シソのさっぱり感が後を引きました。

夢中になる楽しさ!絵付け体験「会津てわっさ」

てわっさとは「手わざ」という意味で、会津の郷土玩具に絵付けをします。年間を通じて楽しめるアクティビティで、赤べこ(¥1,600)、起き上がり小法師(¥750)、白虎刀(¥1,300)から選べます。

▲今回は赤べこを絵付けしました <画像提供:星野リゾート 磐梯山温泉ホテル>

あらかじめ用意された赤く塗られた赤べこに、目玉や好きな絵柄を描きます。多少乾かす時間が長くなりますが、全身をちがう色に塗ることも可能。大人も子供も絵付けに没頭してしまう人気のアクティビティです。

▲会津藩ゆかりの新選組カラーにしました

明治元年に会津藩が新政府軍と闘った会津戦争で、藩の指揮下に入った新選組の土方歳三や斎藤一をヒントに、新選組の隊服カラーを採用。頭は赤を残しました。塗り終えたら、会場の一画に用意された「乾燥牧場」で30分ほど乾かして完成です。