3つ目の漢字は「戦ぐ」です!

「戦ぐ」と書いて、なんと読むか分かりますか?

なんと(たたかぐ)ではないのです!

さあ、なんと読むでしょう?

「戦ぐ」読み方のヒントは?

ヒントは全体で3文字、「〇〇ぐ」となります。

ある状態を表す動詞で、みなさんも使ったことがあるかもしれない言葉です。

何か思い当たるものはあるでしょうか?

「戦ぐ」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「そ」です。

戦という字から、物騒で物々しい意味かと思いきや、むしろ逆の穏やかな意味なので、少しびっくりします。

やさしい風が吹いたときなどに使われますね。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「戦ぐ」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「そよぐ」

です!

そよぐは、風に吹かれて草木が少し揺れ動いている様子を表す言葉です。

戦という漢字からはとてもイメージできない、おだやかでやさしい言葉なので、少しびっくりしませんか?

戦という漢字には戦いという意味以外にも、ふるえるという意味もあるそうで、そこから草木がふるえて揺れ動くという「戦ぐ」という意味がつけられたとか。

またこういったやさしい風を「そよ風」を言いますが、漢字で書くとまさか「戦風」!?かと思って調べたところ、この場合はなんと「微風」と書くそうです。

風がやさしく吹いている状況の「そよそよ」は、漢字が見当たりませんでした。

4つ目の漢字は「狗尾草」です!

「狗尾草」って何て読むか分かりますか?

(いぬおぐさ)ではありません!

 

漢字から「犬のしっぽのような草」がイメージできるのではないでしょうか。

 

「狗尾草」は一体何と読むのでしょうか?

 

「狗尾草」の読み方のヒントは?

道端や畑地、空き地などで見ることができます。

 

先っぽがふわふわしてます。

 

ねこの遊び道具としても有名です。

 

さあ、何と読むか分かりましたか?

「狗尾草」の読み方、正解は……

正解は……

 

「えのころぐさ」

 

です!

 

「えのころぐさ」は「ねこじゃらし」の別名です。

見た目が犬のしっぽに似ていることから「いぬころぐさ」→「えのころぐさ」と呼ばれるようになりました。

 

実は、えのころぐさには2種類あります。

穂がまっすぐで垂れないもの→エノコログサ

穂が垂れているもの→アキノエノコロ

 

穂が垂れているアキノエノコロのほうが比較的見つけやすいようです。

エノコログサは英語で「green foxtail」と書きます。

直訳すると、「緑色のきつねのしっぽ」です。

 

しっぽに似ているという着眼点は同じですね!

言われてみると、きつねのしっぽのほうが似ているような気がしますね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。