堺駅から5分ほど、工場が立ち並ぶ海側へ歩くと、長く地元の人に愛されてきた「コミュニティカフェパンゲア」があります。一見、カフェに見えない外見、まさに倉庫そのままの入り口を開くと、ちょっとレトロで素敵な空間が広がります。

ビーガンやベジタリアンのメニュー専門店ではないけれど、子どもたちのおやつを中心に、卵や乳製品不使用のスイーツを提供しています。

運営するのはNPO法人SEIN。「地域に開かれた、地域に愛されるカフェ」を目指し、イベントの開催や情報発信など、カフェ運営だけにとどまらない、様々な活動をしています。

その活動やお店に対する想いを、カフェオーナーかつNPO法人代表でもある湯川(ゆかわ)まゆみさんに伺ってきました!

卵と乳製品不使用、子どものおやつ

子どものおやつ 蒸しパンとクッキー(税込250円)

もともと、湯川さんがご自身がすごく健康なため、食事に対するこだわりなどはなかったそう。しかし、お客様や友人、お店のスタッフなどから聞いて、アレルギーなど配慮が必要な食事のことを考えるようになります。

目の前のものを何でも食べていい環境、みんなと同じものを食べる喜びを体験して欲しいという想いから、来店する子どもたちにも多いアレルギーに配慮して、卵・乳製品不使用のおやつを提供しています。

大人の方の注文については相談してください、とのことです。

 

野菜のスイーツと気まぐれケーキ

気まぐれケーキ(税込400円)

気まぐれケーキは、シェフの気まぐれで作るケーキ。バターを使用することもあったそうですが、現在は卵・白砂糖・乳製品不使用のケーキを提供する場合もあります。

今の季節にさっぱり食べたい、レモンのケーキが登場したり、どんなケーキに出会えるのかは、行ってからのお楽しみ。シェフの気まぐれにおまかせすれば、きっとお腹も心も満たされますよ。

取材日は紅茶のケーキで、ほんのり紅茶が薫る、ふんわりした食感と優しい甘さが、何個でも食べられちゃいそうな美味しさでした。

また、乳製品使用のベジタリアンメニューだと、manoさんの地場野菜を使用したスイーツが人気。7月の野菜はトマトで、皮も種も丸ごとのトマトを使用したレアチーズケーキです。

トマトがスイーツになるの?という疑問を見事に吹き飛ばしてくれるほど、程よい酸味がケーキの美味しさを引き立て、調和していました。

野菜が違和感なくスイーツとして調和していることに驚きます。こちらは月替わりなので、季節のお野菜のスイーツを楽しめます。

その他の卵・乳製品不使用のビーガン対応スイーツは、豆乳アイス(税込400円)です。豆腐を思い出すようなふんわりした食感なのに、シャリシャリしたアイスでもある。不思議懐かしい味です。