今日の難読漢字は
「鏃」
「陳奮翰奮」
「雄渾」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「鏃」!
「鏃」は、漢字のイメージから別の読み方と勘違いされがち。
みなさんのなかにも「すき」や「くわ」と読んだ方もいるのではないでしょうか。
これはどちらも不正解!
実際は、とある武器に使われるものなのですが……
さて、あなたは何と読みましたか?
「鏃」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「やじり」
です!
「鏃」は、
「矢の先につける、鋭い刃物の総称」という意味の言葉です!
矢の先についている鋭利な部分のこと。
これがあることで対象物に刺さりやすくなったり、貫通しやすくなるんです。
一般的には「矢尻」と書くことが多いですね。
一般的には鉄製のものが多いですが、弓矢の歴史は古いもの。
狩猟時代には石や動物の骨などを加工して、鏃にしていました。
ちなみに「鏃」という漢字には、もう一つ訓読みの読み方があります。
それが「鏃い」と書いて「するど-い」と読むもの。
「やじり」もそうですが「するどい」も一般的には「鋭い」と書きます。
さまざまな書き方も知っていると、書き分けができて細微な文章表現が可能になります。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「陳奮翰奮」!
「陳奮翰奮」は、会話の中でも使われる表現の一つ。
この漢字を見て「全然読み方がわからないよ〜!!」と思った方は、
まさに今「陳奮翰奮」な状態です!
さて、あなたは何と読みましたか?
「陳奮翰奮」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ちんぷんかんぷん」
です!
「陳奮翰奮」は、
「言葉や話が通じず、さっぱりわけがわからない」という意味の言葉です!
例文としては
「彼の言い分は理屈が通っていない陳奮翰奮なものだった」
などのように使います。
元々は「ちんぷんかん(陳奮翰)」という言葉だったのですが、
語感からか「ちんぷんかんぷん」になったようです。
漢字は「陳奮翰奮」のほかにも「珍紛漢紛」や「珍糞漢糞」なんて書くことも。
いずれも当て字なので、どれを書いても正解です!
ただ、ひらがなで書いた方が読みやすく一般的。
普段もし使う機会がある場合は、ひらがなかカタカナで書くといいですよ。
知識として知っておくと、ちょっと面白い漢字「陳奮翰奮」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!