本日の難読漢字は「方違え」

知っておけば得する知識ですよ。

「方違え」の読み方のヒントは?

1.「方違え」をひらがなにすると、「〇〇〇〇え」になります。

2.「方違え」は平安時代に行なわれることが多かったそうです。

3.不動産関係の人は知っているかもしれません!

4.『女の家へ方違えにおいでになった場合とは違いますよ。』紫式部「源氏物語」より引用

正解は…

正解は「かたたがえ」でした!

「方違え」とは、自分にとって凶方位の方角に向かう前に、いったん別方角の仮住まいか仮宿で宿泊して凶方位をずらす方法。

「方忌み(かたいみ)」とも呼ばれます。

1.今住んでいる場所から見た引っ越し先が南で凶方位

2.今住んでいる場所から見た東か西の方位にあるホテルで一泊する

3.ホテルから見た引っ越し先は南西か南東なので、凶方位ではなくなる

「方違え」は陰陽道や九星術の方位神に基づいた考えで、平安時代は戦の開始や宮廷の政(まつりごと)の際にも行われていたといいます。

よく知られている方位神

・天一神(なかがみ)

・太白(たいはくじん)

・大将軍(だいしょうぐん)

・金神(こんじん)

・王相神(おうそうじん)

大切な面接や取引に赴く際、あなたも「方違え」を意識してみてはいかがでしょうか?