「零余子」を何と読みますか?

最近とある アニメで有名になりました。

早速ヒントを見てみましょう!

「零余子」の読み方のヒントは?

1.「零余子」をひらがなにすると、3文字になります。

2.「零余子」は「ばちかご」とも呼ばれます。

3.俳句では、「零余子飯」を秋(晩秋)季語としています。

4.『零余子が茎へ出ていたので、それを採って帰り、』牧野富太郎「牧野富太郎自叙伝」より引用

正解は…

正解は「むかご」でした!

「零余子」とは、植物のわき芽が養分を貯え肥大化した部分のことです。

栄養繁殖器官のひとつで、葉が肉質になって形成される鱗芽と、茎が肥大化して形成される肉芽の2種類があります。

鱗芽は小さな球根の形、肉芽は芋の形をしています。

「零余子」をつくる植物

ヤマノイモ・ナガイモ・オニユリ・ニンニク・アカザカズラ・ジョウシュウトリカブト

ちなみに、人気アニメ「鬼滅の刃」にも「零余子」という登場人物がいますよ!

「零余子飯」

『珍客に咄嗟の妻が零余子飯』吉沢無外

晩秋の季語とされる「零余子飯(むかごめし)」は、愛知県の郷土料理として有名です。

山芋の「零余子」とお米を薄味で炊き込んだご飯に、刻んだ柚子の皮や紅しょうがを添えたり、黒ゴマなどを振っていただきます。