「訥訥(訥々)」の読み方をご存じでしょうか?

「のうのう」ではありませんよ。

「納」という字は「のう」と読みますが、「訥」とはよく見ると少し違いますね。

日常会話ではあまり使いませんが、小説などでちょくちょく見かける表現です。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「訥訥」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
  2. 口ごもりながら話すさま
  3. 「彼は訥訥と語り始めた」のように使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「訥訥」の読み方!正解は!?

正解は「とつとつ」です!

「訥訥(とつとつ)」とは、ヒントでも示したように、口ごもりながら話すさまをいいます。

饒舌ではなく、途切れながら少しずつ話すという印象でしょうか。

「訥」という字は「言」に「内」ですが、この漢字の成り立ちが意味を表しています。

つまり言葉をうまく外側に発することができず、内側にこもっている状態を示しているんです。

漢字の形は意味そのものを表すことも多く、とても面白いですね。