「迂遠」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「うえん

です!

 

「迂遠」は、

「遠回りし、まわりくどいさま」という意味の言葉です!

 

「人づてに文句を言うなんて、迂遠なことをしやがる」

なんて、悪い意味の文脈で使われます。

 

また、この意味が転じて「直接役に立たない」という意味にも使われます。

「プレゼンにその方法は迂遠だ」と言うように、

こちらもかなり否定的な言葉です。

 

この言葉をさらに強調した四字熟語が「婉曲迂遠(えんきょくうえん)」

「婉曲迂遠に退職を勧められた」とあれば、

かなりまわりくどい言い方をされたことが伺えます。

 

ビジネス会話の基本は、結論から伝えること。

迂遠な表現にならないように気をつけたいものですね。

 

使い慣れないけれど、知ってしまえばわかりやすい「迂遠」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

最後はこの漢字!「焙る」

「焙る」って何て読むかわかりますか?

(いる)ではありません。

 

「焙煎」(ばいせん)

「焙烙焼」(ほうろくやき)

 

という熟語に用いられています。

 

さて、何と読むのでしょうか?

 

「焙る」の読み方のヒントは?

  1. 平仮名で書くと”〇〇る”です。
  2. 火に当てて温めたり、乾かしたりするという意味です。

 

さあ、何と読むか分かりましたか?

「焙る」の読み方、正解は……

正解は……

 

「あぶる」

 

です。

 

「海苔を焙る」(のりをあぶる)

「コーヒー豆を焙る」(コーヒー豆をあぶる)

 

などで使われる漢字です。

 

似たような意味の漢字に「炙る」(あぶる)があります。

どちらも「火があたるかあたらないかくらいに物を近づけて温める」という意味で使われることが多いです。

しかし、少しだけ違いがあります。

 

「焙る」(あぶる)は「湿気を取る」という意味合いが強いです。

 

「炙る」は「軽く焼き目をつける」ときに使います。

「魚を炙る」(さかなをあぶる)

「バーナーで炙る」(ばーなーであぶる)

などです。

 

ちなみに「焙じる」と書くと(ほうじる)と読みます。

「ほうじ茶」は「焙じ茶」と書き、緑茶を焙じて作ります。

自家製ほうじ茶を作ってみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。