「瓶子」の読み方をご存じですか?
「瓶」という字は「びん」と読みますが「びんこ」とは読みません。
それでは、いったい何と読むのでしょうか?
「瓶子」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「○○じ」の2文字
- 音読みです
- 「徳利」と同じ用途で使われます
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「瓶子」の読み方、正解は・・・
正解は
「へいじ」
です!近年は「へいし」とも読まれています。
「酒を入れる器」のことをあらわしていますが、一般的な酒器としては注ぎ口が小さいという理由から鎌倉時代以降あまり使われなくなり、「徳利(とっくり、とくり)」に代わっていったそうです。
現在では、主に神棚にお神酒をお供えする時に使われています。
「子」の意味
「瓶子」のように物の名前に「子」がついていることがありますよね。「椅子」「扇子」などはよく見かけるのではないでしょうか。
「子」という漢字は「こども」「人」「人の敬称」「小さいもの」「十二支の1つめ」などの多くの意味を持っていますが、その中に「物の名の下に添える語」という意味があり、「瓶子」もこの意味で使われています。このような使い方は「接尾辞」と呼ばれています。
神棚を見ることがあったら「瓶子」の読み方を思い出してみてくださいね。
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