故事成語はご存知ですよね?
中国の古い話などに基づき作られたことわざや慣用句が「故事成語」です。
「蛇足」や「杞憂」、「四面楚歌」などがその代表例です。
ただ、「濫觴」はあまりメジャーではない故事成語・・・
何と読むのか、分からない人も多いのではないでしょうか。
会話の中で使えたらとってもかっこいいですよ!
何と読むのか、さっそく見ていきましょう。
「濫觴」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです。
「濫觴」の「濫」は、「氾濫(はんらん)」の「濫(らん)」ですよね。
なので、「濫觴」の読み方はひらがなで「らん〇〇〇」の5文字です。
考えてみてください!
「濫觴」の読み方の答えは・・・
正解は、「らんしょう」でした!
「濫」は「あふれること」、「觴」は「さかずき」を意味する漢字です。
雄大な揚子江も源まで辿って行けばさかずきにあふれる程度の小さな流れだという意味を持ち、「物事の起源」を表す時に使います。
例えば、「この本はミステリー小説の濫觴と言われる本だ」「西洋哲学の濫觴と言われる地はギリシアだ」などという使い方をします。
会話や文章の中でも使ってみてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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