3つ目の漢字は「蚊母鳥」です!
「蚊母鳥」を何と読みますか?
虫なのでしょうか、鳥なのでしょうか…
3つのヒントで考えてみましょう!
「蚊母鳥」の読み方のヒントは?
1.「蚊母鳥」をひらがなにすると「〇〇〇〇ょ〇」になります。
2.「蚊母鳥」は、俳句の世界で夏の季語です。
3.「蚊母鳥」を訳すると、フランス語は「faucon de nuit」、スペイン語は「halcón nocturno」です。
正解は…
正解は「ぶんぼちょう」でした!
「夜鷹(ヨタカ)」の別名です。
「蚊吸鳥(かすいどり)」とも呼ばれます。
「蚊母鳥」は、くちばしは小さいのに口は驚くほど大きく、ひげが生えている不思議な鳥。
夜行性で昆虫を食べる渡り鳥で、毎年4月から夏にかけて日本にやって来ます。
『顔は、ところどころ、味噌みそをつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています。』宮沢賢治「よだかの星」より引用
「夜鷹」には、鳥だけでなく私娼や屋台の蕎麦屋といった意味もありますが、「蚊母鳥」は鳥だけを指します。
「蚊母鳥」の「蚊」という漢字は、「虫」のブンブン飛ぶ音を「文」と表したものです。
なお、一説によると「蚊母鳥」を「かのははどり」と読む場合は「蓑虫(ミノムシ)」のことだそう。
4つ目の漢字は「克利奥佩特剌」です!
「克利奥佩特剌」を何と読みますか?
世界的に超有名なあの女性です。
美しい上に、かなり聡明な人物だったそう…。
「克利奥佩特剌」の読み方のヒントは?
1.「克利奥佩特剌」をひらがなにすると6文字になります。
2.「克利奥佩特剌」が生まれたのは紀元前70年。
3.『克利奥佩特剌の鼻。もしもそれがもっと低かったら、大地の全表面が変わっていただろう。』パスカル「パンセ」より引用
正解は…
正解は「クレオパトラ」でした!
エジプトの最後の女王ですね。
正式な名前は「克利奥佩特剌7世フィロパトル」。
「克利奥佩特剌」は、ギリシャ語で「父親の栄光」という意味です。
エリザベス・テイラーが演じた1963年の映画が名作として知られていますね。
「克利奥佩特剌」は、ローマの将軍ユリウス・カエサル、カエサルと対立していた武将マルクス・アントニウスを次々と魅了した絶世の美女です。
権力者を手玉に取る策略家のイメージが強いですが、4人の子を命がけで守る母親でもあり、9ヵ国語を操る才女でもありました。
また、素晴らしい美声の持ち主で演説も上手だったそうです。
なぶり殺しにされることを嫌い、自らをコブラに咬ませるという壮絶な最期を選んだ「克利奥佩特剌」の遺体は、今も見つかっていません。