今回の難読漢字は「助太刀」「璞」「蕣」です。

読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読むことができますますか?

1問目はこの漢字から!「助太刀」

助太刀」と書いて、なんと読むか分かりますか?

太刀というのは、昔の刀の事で約80センチくらいの刀剣の事です。

味方が困っている時に、助けるために刀を抜いて一緒に戦う事を「助太刀」といっていました。

今では日常生活において、力を貸すという意味で使われています。

さて、「助太刀」と書いてなんと読むでしょうか?

「助太刀」読み方のヒントは?

最大のヒントは「助太刀致す!」ですね!

特に焦っている時の助太刀は非常に助かります。

盛大に感謝したい所です。

たとえば、引っ越し準備が間に合わない時、仕事が終わらない時、とにかく人手が欲しい時。

颯爽と現れて手伝ってくれたなら、誰だって天使に見えます。

自分もまた、凄く煮詰まっている人の事を、サッと助けられるような人になりたいものです。

「助太刀」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!

さて、もうわかりましたか?

「助太刀」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「すけだち」

です!

 

「〇〇殿、すけだちいたす~~!」なんて時代劇によく出てきますね!

あれが「助太刀」の事です。

ぜひ、覚えておきましょう。

2問目はこの漢字!「璞」

「璞」と書いて、なんと読むか分かりますか? なんと(ぼく)ではないのです! さあ、なんと読むでしょう?

「璞」読み方のヒントは?

ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。 普段使うことはほとんどない、少し古めかしいような、 文学的な言葉と言えるでしょう。 何か思い当たるものはあるでしょうか?

「璞」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「あ」です。 言葉の意味としては、辞書を引くと「掘り出したままでまだ磨いていない玉」 という意味が一番最初にきていました。 掘り出したばかりでまだ手を付けていない新しい玉…、 これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「璞」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「あらたま」

です!

あらたまは「掘り出したままでまだ磨いていない玉」と意味を先に紹介しましたが、 それから転じて「真価や完成された姿をまだ発揮していない素質のある人」という 意味もあるようです。磨けば光る原石、といった意味ですね。 新しい玉だからあらたま?と思いましたが、あらは新しいではなく、 まだ手を付けていない粗い状態のあらが語源と考えられます。 英語でも磨けば光る原石という意味で “rough diamond”という言葉があり、 璞と同義と言っていいですね。