今回のお題は「等閑」「首っ丈」「昔日」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
1問目はこの漢字から!「等閑」
「等閑」
これなんて読むかわかりますか?
いろいろな意味で間違いやすい読み方をするのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「等閑」読み方のヒント!
「等閑」は、「とうかん」であれば読みやすいですよね。
たしかにこちらの読み方もあります。
ですが、より一般的な読み方があります!
さて、読めたでしょうか?
「等閑」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「なおざり」
です!
「等閑」とは、
「いいかげんにしておくさま」「おろそかにするようす」を表した言葉です。
「片付けを等閑にしてしまう」
「ついつい手続きを等閑にしがちだ」などで使われます。
ところで「なおざり」と「おざなり」を混同して覚えがちではないですか?
実は「おざなり」も「いい加減」という意味。
ややこしいですが、微妙に意味合いが違うんです。
「なおざり」は、
「やらなければいけないことを、いい加減に投げ出す」というニュアンスです。
それに「おざなり」は、
「やらなければいけないことを、とりあえずいい加減に間に合わす」というニュアンス。
微妙ではありますが、違いがわかったのではないでしょうか。
漢字はもちろん、意味までしっかり使いこなせてこそ大人です!
しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!
2問目はこの漢字!「首っ丈」
「首っ丈」と書いて、なんと読むか分かりますか?
首っ丈を言い変えると「大好き」「大好きすぎる」「めっちゃ好き」「誰が何といおうと好き」など。
とっても前向きな言葉ですが、本人以外から見るとちょっと危険だと思われる状態のことです。
さて、「首っ丈」と書いてなんと読むでしょうか?
「首っ丈」読み方のヒントは?
ギリギリのラインまでどっぷりとはまっている様子の事です。
ある特定の異性に夢中になっている様子を「首っ丈」といいます。
足の先から首の高さまで深く浸かり込んでしまう事から、
これ以上はまると溺れてしまって危険!ということで、
相手に溺れることを「首っ丈」というようになったのだとか。
好きな人に夢中になるのは本人は幸せですが、周りの人から見るとちょっと危なっかしいのかも。