今回は「電気石」「有卦」「夫夫」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「電気石」

バラエティで見かけることのある「電気椅子」や銭湯にある「電気風呂」など、「電気」とつくと何だかビリビリ怖そうなイメージになりますよね。

ただ、「電気石」はビリビリしません!

とっても綺麗な石・・・そうです、宝石なんです。

何と読むのか、さっそく見ていきましょう。

「電気石」の読み方のヒントは・・・?

「電気石」という宝石の特徴を紹介します。

「電気石」は、ホウ素を主要構成元素としている「ケイ酸塩鉱物」の1つです。

色は宝石を特定する重大ヒントになりますが、残念ながら「電気石」は、赤・青・緑・褐色・黒など・・・さまざまな色があるんです。

ただ、これは大きなヒント!

「電気石」は、10月の誕生石なんです。

これで分かる人もいるのではないでしょうか?

「電気石」の読み方の答えは・・・

正解は、「トルマリン」でした!

トルマリンは、さまざまな色を持ち、光沢があって艶やかなのが魅力の宝石です。

「電気石」というのはトルマリンの和名なんですが、なぜそんな和名が付けられたのでしょうか?

それは、トルマリンはごくわずかではありますが電気を帯びている石だからです。

実際は空気中の微粒子のもつ電気と相殺されるので、トルマリンを持ったからといってビリビリしませんのでご安心ください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

2問目はこの漢字!「有卦」

「有卦」の読み方をご存じでしょうか?

パッと見た印象で「ゆうかけ」と読んでしまいそうですが、もちろん間違いです。

「かける」という漢字は「掛ける」なので手偏が付いていますね。

漢字検定1級クラスの難題です。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「有卦」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇」の2文字です
  2. 占いで使われる言葉です
  3. 「良いことばかりで有卦に入ったようだ」のように使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「有卦」の読み方!正解は!?

正解は「うけ」です!

「有卦(うけ)」とは陰陽道での幸運の年回りのこと。

また「有卦に入る(うけにいる)」とは、幸運期に入って良いことばかりが続くことを言います。

この場合の「入る」は「いる」と読み、「はいる」とは読まないため注意が必要です。

陰陽道では、有卦の吉年が7年続いた後に、無卦(むけ)の凶年が5年続くと言われているそうです。

良いことが続いた後は、気を引き締めていきましょう…!