「巻繊汁」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「けんちんじる」

です!

けんちん汁は一般的に、たっぷりの野菜や豆腐、こんにゃくなどゴマ油で炒めて、醤油と出汁で作られたすまし汁です。

地方やご家庭によっては、使われている材料や作る手順など、だいぶ違うかもしれませんね。

元々は精進料理だったようで、肉や魚は使わない・出汁も昆布やしいたけだけが使われていたそうです。

名前の由来も諸説あるようですが、鎌倉にある建長寺で作られたことから、建長汁(けんちょうじる)が由来とする説が有力なようです。

最後はこの漢字!「不見転」

「不見転

これ、何と読むかわかりますか?

 

一見するとすんなり読めそうですが、

実はその読み方、間違っているかも!?

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「不見転」読み方のヒント!

 

「不見転」は、読むルールが特殊な漢字。

「ふみてん」「ふけんてん」などとは読みません!

 

実は漢字の並びとは違う部分から読むんです。

たとえば「不忍池」などは「しのばずのいけ」と読みますよね。

同じように読むと……?

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「不見転」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「みずてん

です!

 

「不見転」は、

「後先考えずに行動する」という意味の言葉です!

 

普通は最初の文字から読みますが、

「不見転」は漢文の読み方のルールのように読みますよ。

「不忍池」や「親不知」なども同じように読みますよね。

 

元々は花札にまつわる言葉。

「手当たりしだいに札を出す」という意味が転じて、

「後先を考えずに行う」という意味になったのだとか。

 

実は花札から生まれた言葉は数多く、

「しかと」「ピカイチ」「買って出る」などがあります。

合わせて覚えておくと、豆知識が増えますよ♪

 

読み方も意味も、知っておくと自慢できる「不見転」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!