今回のお題は「憧憬」「双目雪」「眈眈」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
1問目はこの漢字から!「憧憬」
「憧憬」の読み方をご存じでしょうか?
「どうけい」と読んでも間違いではありませんが、慣用読みになります。
慣用読みとは、間違えて読む人が多いため認められた読み方のこと。
今回は本来の読み方でお答えくださいね。
さて、あなたには正しく読むことができますか?
「憧憬」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字です
- あこがれる気持ちのこと
- 長い髪の女性に憧憬を抱いた
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「憧憬」の読み方!正解は?
正解は「しょうけい」です!
ヒントに示したように「あこがれる」気持ちを「憧憬(しょうけい)」と表現します。
しかし「憧憬」には、ただ単に「あこがれ」というだけではなく対象を高く見て尊敬し、崇めるようなニュアンスが感じられますね。
以下は「憧憬」を用いた例文です。
- ルネッサンス時代の絵画に憧憬する
- スポーツ万能で成績優秀な彼は、皆の憧憬の的だ
- あなたの努力と大きな成果は、憧憬に値します
また、類語としては「敬慕」「愛慕」「讃美」などがあります。
2問目はこの漢字!「双目雪」
「双目雪」の読み方をご存じでしょうか?
素直に読むと「ふためゆき」や「そうめゆき」になりますが、間違いです。
この言葉には別の漢字表記があるため、そっちを見るとすぐに読み方がわかると思うのですが、もちろん内緒です。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「双目雪」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字です。
- 目の粗い雪のことを言います。
- 「双目糖」という種類の砂糖があります。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「双目雪」の読み方!正解は!?
正解は「ざらめゆき」です!
「双目雪(ざらめゆき)」は、一般には「粗目雪」と書かれることが多いでしょう。
春季、降り積もった雪が昼になると溶けて、夜にはまた凍結することを繰り返して粗い目になった雪のことを「双目雪」と呼びます。
「双目雪」は、ヒントにも示したよう、「双目糖(ざらめとう)」という目の粗い砂糖に由来した呼び名だと言えるでしょう。