今回は「己惚れ」「査古律」「飯借」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「己惚れ」

「己惚れ」の読み方をご存じでしょうか?

「己」は「おのれ」と読めるので、そのまま素直に「おのぼれ」と読んでも間違いではありません。

しかし、もっと日常的な言葉で読むことができますよ。

さて、あなたにはもう一つの読み方がわかりますか?

「己惚れ」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇れ」の4文字です
  2. 一般には「己」の部分に他の漢字を当てはめます
  3. 少し成績が良いからと己惚れもほどほどにしてほしい

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「己惚れ」の読み方!正解は?

正解は「うぬぼれ」です!

「己惚れ(うぬぼれ)」は一般には「自惚れ」と書くので、読めない方が多かったかもしれません。

「己」は「おのれ」「おら」「おれ」と読むことができ、「自」と同じく一人称を表す漢字です。

「己惚れ」とは「己(おのれ)に惚れる」、つまり、実際以上に自分が優れていると思い込んで得意になるという意味になります。

自信を持つのは良いことですが、己惚れてしまっては周りに煙たがられるので注意しましょう。

2問目はこの漢字!「査古律」

「査古律」の読み方をご存じでしょうか?

そのまま「さこりつ」と読むのは、もちろん間違いです。

先に言ってしまうと、カタカナに漢字を当てたいわゆる「当て字」なので、知らなかったらまず読めないでしょう。

文学好きな方はもしかしたら知っているかもしれません…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「査古律」の読み方のヒントはこちら

  1. カタカナで書くと「〇〇〇〇ー〇」の6文字です
  2. ミルク〇〇〇〇ー〇、ビター〇〇〇〇ー〇などの種類があります
  3. 「貯古齢糖」と書くこともできます

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「査古律」の読み方!正解は!?

正解は「チョコレート」です!

「査古律」と書いて「チョコレート」と読ませるのはかなり無理があるので、ヒントがないとちょっとわかりませんよね。

「査古律(チョコレート)」という読み方は、北原白秋の「思い出:抒情小曲集」に登場します。

チョコレートの漢字表記には様々あり「貯古齢糖」「猪口令糖」「血汚齢糖」はいずれもチョコレートと読ませた当て字です。

他にもたくさんあるようなので、調べてみるのも面白そうですね。