今回の難読漢字は「彌猴桃」「謬見」「侘助」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
1問目はこの漢字から!「彌猴桃」
「桃」や「葡萄」、「柿」や「林檎」など、漢字で書き表すフルーツはたくさんあります。
ただ、「彌猴桃」なんてフルーツは見たことも聞いたことも無い珍しい品種なのかも!?
・・・いいえ、誰でも1度は食べたことのある人気のフルーツの名前です。
何と読むのか分かればスッキリしますよ!
「彌猴桃」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
- 原産国はニュージーランドと思われがちですが、実は中国!
- 日本では、愛媛県が生産量ナンバーワン。
- 果肉の色は、緑色や黄色。
- カタカナで〇〇〇の3文字です。
さあ、分かりましたか?
「彌猴桃」の読み方の答えは・・・
正解は、「キウイ」でした!
ヒントにもあった通り、キウイの原産国は中国です。
「彌猴桃」の「彌猴」は、「マカク」と呼ばれる中国のアカゲザルの名前です。
「彌猴(マカク)」がキウイを好んで食べたことから、「彌猴桃」という漢字になったのです。
中国で生まれたキウイですが、生育のための気候条件がより適していたニュージーランドで盛んに栽培されるようになります。
ニュージーランドでの呼び方は、国鳥でもある「キウィ」に姿が似ていることから「キウイ」とつけられたんですよ。
ビタミンCやビタミンE、食物繊維が豊富なキウイは、レモン以上のビタミンCが含まれているので、積極的に食べたいものですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「謬見」
「謬見」
これ、何と読むかわかりますか?
あまり見慣れないこの漢字。
かなり独特な読み方をするのですが…。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「謬見」読み方のヒント!
「謬見」は、普通の生活をしているとなかなか出会わない漢字ですよね。
特に「謬」の文字は、画数も多く見慣れません。
この文字がなかなか厄介。
日本語とは思えない不思議な読み方なのです。
さて、あなたは何と読みましたか?
「謬見」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「びゅうけん」
です!
「謬見」は、
「まちがった考えや見解」という意味の言葉です!
「時代錯誤な謬見を持っている」など、比較的堅めな文章で使われます。
この漢字自体に「あやまり」や「まちがい」という意味があるため、
「見解」などでもつかわれる「見」という文字と組み合わせて
「まちがった考え」という意味になったようですね。
謬見の意味の中には、勘違いや偏見、独断や錯覚などの
「独りよがりな偏った意見」という意味合いも内包します。
そのため、男女差別的な表現やヘイト表現なども
「謬見」の一種と言えますね。
そう考えると、かなり身近な言葉だと言えるのではないでしょうか。
教養として知っておいて損のない「謬見」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!