最後はこの漢字!「吾亦紅」

「吾亦紅」は、バラ科の花の名前です。

「紅」とつく通り、赤い花を咲かせる植物なんですよ。

『徒然草』や『源氏物語』にも詠まれている、古くからある美しい花、「吾亦紅」。

ぜひ読み方を知っておきたいものですね。

「吾亦紅」の読み方のヒントは・・・?

それでは、ヒントです!

「吾亦紅」の漢字を1文字ずつ見ていくと、「吾」は「われ」、「紅」は「べに・こう・くれない」。

そして「亦」は「~もまた~」という意味があります。

つまり「吾亦紅」は、「吾もまた紅」という意味になりますね。

高浜虚子の句に「吾(われ)も亦(また)紅(くれない)なりとひそやかに」というものがあります。

読み方はひらがなで「われ〇〇〇」の5文字ですよ。

分かりましたか?

「吾亦紅」の読み方の答えは・・・

正解は、「われもこう」でした!

吾亦紅(われもこう)はバラ科の植物ですが、華やかな花というよりは赤い穂のような花をつける素朴な花です。

吾亦紅(われもこう)の名前の由来には実に多くの説がありますが、その1つを紹介します。

神様が赤い花を集めていた時、この花が自ら「吾もまた紅なり」と申し出た」という説です。

その他の説もぜひ調べてみてくださいね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!