「潰える」の読み方をご存じですか?

「潰」という字では「潰れる」という言葉をよく使いますが「つぶえる」ではありません。

それでは、いったい何と読むのでしょうか?

「潰える」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「つ○える」の4文字
  2. 訓読みです
  3. 「弊える」と書くこともあります

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「潰える」の読み方、正解は・・・


正解は

「ついえる」

です!

「こわれる」の他に「だめになる」「おとろえる」「お金がなくなる」などという意味があります。

「城壁が潰える」という言い方もしますが、「夢が潰えた」「希望が潰えた」というように「だめになる」という意味で使われることが多いです。

「潰える」と「弊える」

同じ読み方と意味を持つ「潰える」と「弊える」ですが、漢字の意味を見るとちょっとニュアンスが異なるように見えます。

「潰」・・・つぶれる、敗れる
「弊」・・・害になる、ぼろぼろになる、よわる、たおれる

字の意味から考えると「潰える」は外部の力でだめになった感じがしますし「弊える」は自分が弱ってだめになったように思えますね。

とはいえ、どちらの漢字も持っていない「お金がなくなる」という意味もあるため、あまり漢字の意味にはこだわらない方がいいでしょう。

あまりそういう場面には遭遇したくありませんが「潰える」の読み方は是非覚えてくださいね。