「挨す」の読み方をご存じでしょうか?

「挨」という字を使うのは「挨拶(あいさつ)」と書くときぐらいですが「挨(あい)」と読むのは音読みですね。

しかし今回の正解は訓読みになります。

分かる人はかなりの漢字通!!??

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「挨す」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇す」の2文字
  2. 「挨」には「開く」や「押しのける」といった意味があります
  3. 「挨拶」と深い関係にある言葉です

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「挨す」の読み方!正解は!?

正解は「おす」です!

「挨す(おす)」とは、ヒントにも示したように「開く」「押しのける」といった意味を持つ言葉。

また、「挨拶」の「拶」は訓読みで「拶る(せまる)」と読むことができ、「ぎりぎりまで近づく」という意味を持ちます。

実は「挨拶」は仏教由来の言葉で、門下の僧に師匠が声をかける際に押し開いて近くまでせまって問答をし、悟りの進み具合を試したことから来ているのです。

日常の挨拶にこんな深い意味があったとは、ちょっと驚きですね。