「手薬煉」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「てぐすね」
です!
「手薬煉」とは、
「手に薬練を塗ること」という意味です!
…といっても良くわかりませんよね笑
「薬煉」とは、松脂を油で煮て練り混ぜたもの。
とても粘着力が強く、滑り止めとして使われていたそうです。
弓の弦に塗ることで、補強材としても使われていたのだとか。
つまり「手薬煉を引く」とは、
「薬煉を塗って、戦いに備えておく」という意味。
転じて、準備を十分に整えて敵を待ち構えるという意味に使われています。
単に「準備をして待っている」という時にも使われていて、
現在はこちらの意味で、よく使われていますね。
なんとなく使っている言葉でも、
読み方や由来を知ると、よりしっかりと使いこなせます。
教養の一つとしてスマートに読めるようになりましょう!
最後はこの漢字!「食み出る」
「食み出る」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(しょくみでる)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「食み出る」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇み〇る」となります。
ある動詞で、一般的にもよく使われる言葉です。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「食み出る」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「は」です。
よく使う言葉なのに、漢字でこう書くことを知らないひとは少なくないと思われます。
あまり食べることとは関係ないのも意外ですね。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「食み出る」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「はみでる」
です!
「食み出る(はみでる)」とは、一定の範囲や枠から外にあふれ出てしまう状況を指す言葉です。
一般的には漢字ではなく「はみ出る」くらいに書くことが多いかと思います。
布団から足がはみ出る、自動車が車線からはみ出る、予算からはみ出るなどなど、「食べる」ことからは全然関係ないことでも使いますね。
はみ出しものというように、世間と相容れない風変わりな人のことを揶揄するような言い方もありますが、
社会の枠に囚われず、少しくらいはみ出したっていいさと、Mr.Childrenも歌っていますね。