国の登録有形文化財にも指定されている人気ロケ地・旧上岡小学校や、ガラス張りの展望ロビーから絶景を望める茨城県庁、最先端の宇宙研究を行う筑波宇宙センターなど、茨城にある入場無料のおすすめ観光・おでかけスポットをご紹介します。
1.旧上岡小学校
今や袋田の滝に次ぐ観光スポットになっている旧上岡小学校。国の登録有形文化財にもなっており、校舎内を無料で見学できます。NHKの連続テレビ小説の『花子とアン』『ひよっこ』他、多くの映画やドラマのロケ地としても利用されており、運が良ければ、撮影中にばったり!ということもあるそうです。
明治時代に建てられた木造校舎内には、備品類もそのまま残されているせいか、子供たちの声がどこからか聞こえてきそうな郷愁を感じさせます。最近では、アニメ映画『ガールズ&パンツアー劇場版』の舞台になったことから、聖地として若者が多く訪れるようになっているそうです。
2.牛久シャトー
学園ドラマ『花ざかりの君たちへ』のロケ地になり、一躍有名になった牛久(うしく)シャトー。面積約6万㎡もの広大な敷地内に、記念館やミュージアムなどを備え、すべて無料で見学が可能です。
シャトーの歴史は古く、1903年(明治36年)、日本で初めてワインを製造した神谷傳兵衛(かみや でんべえ)氏が創業。かつて営業していたレストランやショップは閉鎖されてしまいましたが、今でも聖地めぐりの方や、ワイン好きな方々が訪れる観光スポットです。
また 国指定重要文化財の「事務室」(現・本館)をはじめ、歴史ある建物がインスタ映えすることでも人気です。
3.茨城県庁
県内で一番高い建物と言われる茨城県庁。閉庁の土日祝日でも開いていて、無料で絶景やカフェタイムを楽しめるのが、25階にある展望ロビーです。天井から足元までガラス張りで開放感抜群。ここに併設されているカフェは、紅茶専門の人気店で、アフタヌーンティーやランチ、ディナーも楽しめます。ショップも併設されているので、お土産を購入することも可能です。
また、「県庁の別の顔」と言っても過言ではないほど、ロケ地としても大人気で、TVドラマでは『白い巨塔』、『医龍』、映画では『検察側の罪人』、『アルキメデスの大戦』など、撮影された作品名をざっと並べただけでも、人気作品が目白押し。
テレビ番組の仮面ライダーシリーズでも、ロケ地としてかなりの頻度で使用されているそうです。2階には、ロケで使用された映画のポスターなどが展示されているので、のぞいてみてください。