今回は「柊」「黒死病」「小父さん」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「柊」

「柊」と書いて、なんと読むか分かりますか?

葉っぱに特徴があり、節分やクリスマスには欠かせない木ですが、もみの木ではありません。

あまり知られていませんが、冬に甘い香りのする白い花を咲かせています。

さて「柊」と書いてなんと読むでしょうか?

「柊」読み方のヒントは?

クリスマスリースや、クリスマスケーキの上の飾りによく使われているあのギザギザの葉っぱは、柊の葉です。

クリスマスなどに使われているのは「西洋柊」という名前の物です。

日本でも昔から魔除けとして使われており、表鬼門に柊の木を植え、裏鬼門には難を転ずる南天を植えることが多かったですね。

あのかたいギザギザの葉が、邪気を払うといわれています。

また、地方によっては節分の日に、柊の枝と鰯の頭を飾る所もあります。

「柊」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。

さて、もうわかりましたか?

「柊」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「ひいらぎ」

です!

 

ぜひ、覚えておきましょう。

2問目はこの漢字!「黒死病」

「黒死病」と書いて、なんと読むか分かりますか?
(こくしびょう)以外にも読み方があります!
さあ、なんと読むでしょう?

「黒死病」読み方のヒントは?

ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。
元々の読み方があるのに別の読み方があることから想像できるかもしれませんが、
問題は当て字での読み方になります。
何か思い当たるものはあるでしょうか?

「黒死病」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「ぺ」です。
この名前がついた菌による感染症で、歴史上では世界中で何度も大規模な流行があったそうです。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「黒死病」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「ペスト」
です!
ペストは14世紀にのヨーロッパで流行した際には、人口の3分の1もの人々が
命を落としたという恐るべき伝染病です。
皮膚が黒くなるという特徴的な症状があり、そのため日本でも黒死病(こくしびょう)と
呼ばれ、恐れられました。
大流行した「鬼滅の刃」には、上弦と呼ばれる最強クラスの鬼たちが人間を苦しめますが、
この上弦の鬼たちは疫病がモデルになっているという説があります。
その中でも上弦のトップで圧倒的な強さを誇る上弦の壱・黒死牟は、
名前の類似性からも黒死病を由来としていると言われています。
人間と感染病との戦いは、多くの犠牲を伴いながらも最終的にはその多くが
封じ込めることに成功しており、今の状況もきっと近い未来には落ち着くことになるはずです。
それまでは各々ができる対策を確実にしていきましょう。