チェンマイ郊外にオープンした、猫カフェならぬ"象カフェ"をご紹介します。大自然に囲まれた素敵なカフェの一角では、なんと象たちが飼育されていて、餌をあげたり、写真を撮ったりすることができます。

チェンマイの大自然に囲まれた、素敵なカフェ

「エレフィンファーム&カフェ」は、チェンマイ市内から約30キロほど南西に行ったところの、サムーン地区というエリアにあります。やや勾配のある曲がりくねった山道ですが、市内のタクシーやソンテウをチャーターしたり、レンタルバイクを利用して行くことができます。

山道を登ったところにあるとてもかわいらしいカフェです。山の中腹にあるので、空がとても近く、付近の山々を一望できます。庭は温かみのあるナチュラルガーデンで、周囲の風景によく溶け込んでいます。

注文カウンターのある建物も、素朴なほっこりとした雰囲気の外観です。中では少数民族の手作りの小物や衣装などが販売されています。

メニューは写真付きで、英語の記載もあり、とても見やすいです。ドリンク類の他に、タイ料理や簡単な揚げ物等があります。メニューはどれも大体100バーツ(約400円)前後です。

360℃の大自然を味わえる

カフェの庭のあちこちに、屋根のついた席が設けられていて、山々を眺めたり、庭の植物を楽しみながら寛ぐことができます。360℃自然に囲まれた、とても贅沢な場所です。

アイスクリーム/60バーツ(約240円)ミックスベリースムージー/90バーツ(約360円) 

とはいえここは南国。山の上と言っても日中は暑さがとても厳しいです。冷たいものをいただいてクールダウンも忘れずに!

カフェに併設されている象エリア

カフェの庭の横には、象たちのために広大な敷地が広がっています。庭からも広場を歩く象たちを眺めることができます。

広場に近づくと、大きな象さんがお出迎えしてくれました。動物園とは違い、柵のぎりぎりまで象に近づくことができます。間近で見る象は大きくて、とても迫力があります。象が簡単にまたげてしまいそうな、手作り感満載の素朴な柵ですが、象たちはおとなしく柵の中にいて、よくしつけられていることが分かります。また、周辺には象使いたちがいるので、安心して近づけます。

バナナとサトウキビのかご/100バーツ(約400円)

カフェのカウンターには、象にあげるためのバナナとサトウキビが入ったかごが販売されています。こちらを購入して、象たちに餌やり体験ができます。

象と目線が合うように、小屋の上から餌をあげます。まだ小さな赤ちゃん象も近寄ってきました。赤ちゃん象はサトウキビは固くてまだ食べられないようなので、バナナのみあげました。

バナナは皮のまま、サトウキビもムシャムシャあっという間に食べてしまいました!普段動物園でしか見ることができない象を、至近距離から見られるだけでも十分に貴重な体験ですが、餌をあげることで、象との距離がより近く感じられます。

「エレフィンファーム&カフェ」では、餌やりの他にも象と触れ合えるアクティビティーがあります(有料)。一例として下記の体験ができます。

  • カメラマンによる象との写真撮影 500バーツ(約2,000円)/50枚
  • 象の背中に乗って森の中を散策 900バーツ(約3,600円)/2名20分
  • 象と一緒に水遊びを体験 900バーツ(約3,600円)/1人 最低2名から

ドリンクや、いくつかのサービスを組み合わせたパッケージもあります。