かの有名な「有馬温泉」では、宿泊するのも良いですが、「ランチ付きの日帰り温泉」という選択肢もあります。ゆっくり温泉に浸かり、美味しいランチに舌鼓を打ち、お腹が一杯になったら温泉街を散策。そんな楽しみ方ができる「有馬御苑」をご紹介します。

駅からのアクセスも良い老舗旅館 「有馬御苑」 とは

日本三古泉 の一つでもある 有馬温泉 は、神戸の中心地からとてもアクセスが良く、神戸観光の一環に組み入れる方は多いのではないでしょうか。

また、そのアクセスの良さから、ホテルは神戸の繁華街に取り、有馬温泉は日帰りで楽しむ方も多いため、日帰り温泉 として開放している施設や宿もあります。

今回ご紹介するのは、そんな宿の一つ「有馬御苑」です。

散策しやすい立地

外観

有馬御苑 は車がない方に嬉しい立地。というのも、三宮から電車で来られる方が降りる「有馬温泉駅」や、各方面と繋がっている阪神バス、京阪バス、JR高速バスの 停車場 から 徒歩2分 なのです。もちろん、そこから有馬温泉ならではの温泉街も、徒歩で気軽に散策できる距離です。

また、有馬御苑 の目の前には 有馬川 が流れており、川岸は整備されて気持ちの良い散策ができるようにもなっています。時々、この広場でイベントも行われるそうです。

清潔感あるレトロな雰囲気

ロビー

創業1946年と古くからある旅館ですが、清潔感あり、きちっとした雰囲気。そんな中、レトロな雰囲気が醸し出されているのもまた粋です。日帰り温泉の場合は、温泉上がりの休憩場や待ち合わせスペースが、ロビーにあるソファーになります。

手ぶらでOK!金泉と銀泉を日帰り温泉で堪能

日帰り温泉の場合も、宿泊する時と同じようにロビーのカウンターでチェックインします。日帰りの場合は 11:00から14:30まで 、館内外を自由に使え、温泉ももちろん何度も入れます。

お食事の時間のみ、チェックイン時に希望の時間を伝えます。温泉に入る前に食事、後に食事、などお好きな時間で大丈夫ですが、ラストオーダーは13:30です。

混雑具合が分かるモニター

大浴場の近くには、温泉の混み具合が分かるモニターがありますし、ホームページ でもチェックすることができます。

有馬温泉といえば、鉄分を多く含む茶褐色の 金泉 と、ラドンが含まれる 銀泉 の2つ。有馬御苑にも女湯、男湯のどちらにも金泉、銀泉はあります。有馬御苑のこだわりは、 金泉銀泉 の浴槽は小さめである分、 濃度を濃くしている ことなんだそう。金泉に入って座ると、自分のお腹がすでに茶褐色の成分で見えなくなるほど!

また、アメニティの揃えが素晴らしいです。シャンプー、リンス、ボディソープ以外のものも、ほぼ全て揃っているだけではなく、プラスαもあります。バスタオルとタオルも無料なので、完全手ぶらでOK!