フライパンで作るお菓子のメリットとデメリット

オーブンでしかできないと思っていたお菓子も、フライパンで作ることができることがあります。フライパンで作ると、オーブンの予熱や大きな天板を洗う手間などが省け、手軽に作ることができます。

けれどもオーブンとは異なり、フライパンは下から直接火が入るため、焦げやすく、中まで火が通りにくいという特徴もあります。焦げ付かないように、中までしっかり火を入れるコツをマスターして、フライパンでスコーンを作ってみましょう!

フライパンで作るスコーンのレシピ

材料(12人分)

薄力粉 220g
ベーキングパウダー 小さじ2
塩 ひとつまみ
グラニュー糖 40g
無塩バター 50g
卵 1個
牛乳 70ml

作り方

① ボウルに薄力粉とベーキングパウダー、塩、グラニュー糖、冷たい角切りにしたバターを入れます。

② カードでバターを刻みながら混ぜ合わせます。粉チーズ状になるくらいまでさらさらな状態になればOKです

③ ボウルの中央にくぼみを作り、卵と牛乳を加えて混ぜ、ひとまとめにします。クッキー生地とパン生地の中間くらいの固さになるまで、ベタつかず耳たぶくらいのやわらかい状態になるまで混ぜます。

④ 打ち粉をした台の上に取り出して、めん棒(または手でも簡単にのばせます)で2cmくらいの厚みになるようにのばします。

⑤ 丸型でくり抜いていきます。今回は直径6cmの丸型を使いました。

⑥ フライパンを弱火で予熱します。フライパンが温まったらスコーン生地を並べます。(多少膨らむので生地同士を離して置いてください)

⑦ 蓋をして中弱火にします。

⑧ 5~7分ほど加熱し、底の部分が焼けているか確認します。きれいなきつね色になっていればひっくり返します。

⑨ 蓋をして再度5〜7分ほど焼きます。

⑩ 底の部分が焼けていれば、ごく弱火にして蓋をして5分ほどさらに焼きます。

フライパンで作っても、ふっくらと膨らみ中までしっかり火が通っています。焼き加減のコツがつかめるまでは頻繁に底の焼き色をチェックし、必ず蓋をして加熱してください。(蓋をすることで蒸し焼き状態になり、中まで火が通ります。)