また、野呂が歌を届けたい相手は、AKB48の同期で親友の大島優子。2人はAKB48の2期生としてデビューし、忙しい中でも一緒に海外旅行に行くほど仲が良く絆を深めていったが、AKB48のセンターとしてどんどん活躍していく大島と、姉妹グループに移籍した野呂の間には距離が生まれたという。初めての作詞・作曲に頭を悩ませながらも、大好きな大島への思いと2人だけに分かるエピソードを歌詞に込める。歌を披露した直後、スタジオに突然「佳代ちゃーん!」という声が。実はサプライズで収録時産休中だった大島が、野呂の歌う姿をリモートでモニタリングしていたのだ。「もう大号泣です」という大島の涙声に、野呂も涙が止まらない。
今回4組が挑戦する名曲の音楽のテクニックは「メジャーとマイナー」。メジャーは元気、希望など明るく聴こえる音の響きで、マイナーは悲しみ、怒りなど暗く聴こえる音の響き。この二つをどう使い分けるかも見どころだ。解説にはmiwaが登場し、解説で披露する生の歌唱にスタジオも大いに盛り上がる。
内村は「野呂さんと大島さんの関係性を見て、同期っていいなって感じて、なぜか出川くんの顔が思い浮かびました。HiHi Jetsの2人は初めてだったんですけど、なんだこの2人!?って、とても良くて驚きました。4組とも忙しい合間を縫って時間をかけて作ってくれたんだろうだなあって思うと、すごくありがたかったです。同期、先輩、恩師など、きっと誰かの歌に共感できて楽しめると思います!」と手応えを明かす。