続いて永瀬が、「なんやろな……」と悩んだ末に「僕は動画サイトを見ることかな」と答えると、大泉がすかさず、「あー、エッチなサイトね」と余計なひとこと。永瀬は「エッチなサイトじゃ寝れないでしょ。健全な…って何を言わせるんですか! 自然に答えちゃったじゃないですか。見てないですからね。大泉さんと一緒に出ると、ケガしかしない気がします…」と苦笑。大泉は「また君の事務所の人に怒られるんだろうな…」と下を向いた。
また、寝る前には「『おいしくなあれ』と言いながら、ぬかどこを混ぜている」という松尾の発言に、“意外にも健康に気を配っている”と共演者たち。しこを踏むことが健康にいいと現場でもよくやっているそうだが、大泉と福山が「撮影している時に自分が映っていない場所でしこを踏むのはやめてほしい」と苦情を言うと、松尾は「この前ズボンが破れたのでもうやりません」と答えていた。
そのほか、“無敵のバディ”である皆実と心太朗のコンビにちなみ、「自身の無敵だなと思うことは?」という質問に、吉田は「大泉さんを笑わせること」と回答。自身のセリフを方言で言ってほしいと大泉から頼まれ、出身地の(福岡)久留米の言葉で話すと大泉が爆笑するのだとか。大泉は「『あなたがやったんですね』も『あなたがやったとね』と方言で話すと、すごく柔らかな印象になるじゃないですか」とリクエストしていることを認めていた。
会見のラストに福山は、「合間には爆笑トークを繰り広げながら、緊張と緩和ではないですが、非常に緊張感のあるシーンの撮影を行っています。このドラマは『360度型エンターテインメント』とも言える作品。引き込まれるストーリー、社会問題にも向き合う視線、クスッと笑えるシーンもあれば、胸に迫る泣ける場面もあります。とくに僕が演じる皆実広見というキャラクターは、全盲の捜査官ということで、できないことがあるからこそ、誰かに助けてもらって、初めて社会の一員として生きていくことができます。しかしこれは、“目が見える””見えない”に関わらず、人は誰かに助けられ、誰かを助けている。社会というものは、さまざまな人間が共存していて、個性を持った人たちが生活していて、誰かのために生き、誰かのおかげで生かされている。この連続ドラマを2023年の今、放送する意味は、そういった部分にあると思います。人と人とが助け合っていく社会、よりよい社会になるにはどうすればよいのか。それを作品のテーマにエンターテインメント作品をお届けすることが、『ラストマン』の原動力になっていると思います。日曜夜9時、テレビでお会いしましょう」とメッセージを届けた。