捜査⼀課の刑事で心太朗のおい・護道泉役を永瀬、捜査支援分析センターの分析官・吾妻ゆうき役を今田、皆実と心太朗を敵対視する捜査⼀課の馬目吉春役を松尾、同じく捜査一課の長谷川壮太役を奥、そして彼らを束ねる女性警部補・佐久良円花役を吉田、心太朗の兄で泉の父、警視監の護道京吾役を上川が務める。
全盲のFBI捜査官という難役に挑んでいる福山は、「演じる皆実広見という人間の感情や心の動きだけでお芝居をしていくのでは追いつかないかなと思ったので、皆実の“目が見えない状態”の体験をしました。また、どのようにすれば、“見えないように見える”のか、スタッフの皆さんと話し合いながら人物像を作っていきました」と役作りについて触れ、自身は、役柄を自分に落とし込むまでに時間がかかるタイプのため、撮影が終わった後も、自宅で白杖を使って日常を過ごしたこともあったと明かした。
また、番宣番組への出演などでは軽妙なトークでその場を盛り上げている大泉だが、本作で演じる心太朗はクールな役柄。大泉は、「普段の僕のキャラクターとは違って、心太朗はシリアスで硬派。ちょっと乱暴なところもありますが、乱暴な私ってイメージないでしょ。そして、犯人を捕らえるためには、少々強引なことをする人物。面白いことを言う役でもないので、僕の新たな一面が見ていただけるのではないかなと思います」とコメント。
さらに、「もしかしたら僕にも乱暴な自分がいるのかも。今後はワイルドな感じで、タンクトップに革ジャンとか。トゲトゲのついたものやドクロとか…」とボケ続けていると、福山が「永瀬くんがツッコみたくてしょうがないって顔をしてる(笑)」と指摘。すると永瀬は、「僕のターンじゃないと思って遠慮していましたが、トゲトゲってなんですか! 隙を見てどんどん(ツッコんで)いきます!」と声をあげた。