放送10年目を迎え、初回からMCを務めるリリーは「私の人柄だけで10年やってきました」と冗談で笑わせつつ、4月からMCになった上白石に触れ、「彼女は聡明。年数が経つと接触が悪くなるので、勘のいい人が入ってくれて、ボサッとしていても、カンペを読んでくれて助かります(笑)」とコメント。
そんな上白石は「『The Covers』10年目おめでとうございます。今までこの番組を輝かせてきたのは、リリーさんの人柄や(リリー『そうでしょうね』)、スタッフの皆さんの音楽に対する愛によるものだと感じています。以前、歌手として出演した際に、番組全体から音楽に対するリスペクトが感じられて、私を迎えてくださった温かさを今でも覚えています。今度はMCとしてゲストの方々を温かく迎える側として、もっと音楽のことを深く掘っていけたらいいなと思っています」と抱負を述べ、収録初日からリリーに「もかおさん」と呼ばれたことを明かし、「すごく長く一緒にやらせていただいているような感じが既にあります。これからも楽しみだなと思っております」とほほ笑んだ。
上白石の司会ぶりについて、リリーは「長年一緒にやっているかのようで、音楽に対するリスペクトがあって詳しいし、自分の言葉で即座に思いを伝えることができる瞬発力もあります」と絶賛。そして、「新年度は、準レギュラーの方に来ていただいて、どなたがいらしてもアットホームな雰囲気でできたらいいと思いますし、毎回、もかおさんと話しているんですが、アーティストの方の演奏を一番いい席で見ることができるのはありがたいこと。僕も彼女もハードな仕事をしているので、こういうところで栄養を取らないとね」と番組収録が至福のひと時となっていることを伝えた。