彼氏の実家に結婚挨拶へ行くときの基本ポイント

彼氏の実家に挨拶へ行くときの注意点や大切なこと!結婚挨拶を失敗しないために
(画像=unsplash.com/photos/9rYfG8sWRVo、『lovely』より引用)

結婚挨拶は段取りだけでなく、服装や話題、手土産やご飯を振る舞われた場合など、考えるべきことや気をつけたいポイントがたくさんあります。一つ一つ基本を押さえれば、焦る必要はありません。ポイントは守りつつ誠意あるのみですよ!

段取りはきちんと練っておく

当日あたふたしないために、段取りは練ってイメージトレーニングをしておきましょう。「こういう段取りでいこうか」と彼氏ともよく相談しておくと安心です。

自己紹介は緊張するとしどろもどろになってしまう人もいるので、何を言うか考えて書き出すだけではなく事前に練習しておきましょう。

タブーな話題は要確認

その家族によっては、世間話のつもりでも触れられたくないタブーな話題もあります。彼氏と一緒に確認しておいてください。自慢話や相手を否定する言葉もタブーです。

彼氏とは結婚の段取りがすでに進んでいたとしても、彼氏の両親としてはまだ心の準備ができていないことも…。前から決まっていたかのように結婚のことを話すのはNGです。

忘れ物の確認はしっかりと

時計やハンカチ、ティッシュなど、忘れるとだらしなく思われてしまうものは事前に準備し、忘れ物がないようにしましょう。用意した手土産も忘れないように!

すでに何度も彼氏の実家を訪れていたとしても、「借りればいいか」は禁物。結婚の挨拶に来る時点で彼の両親はあなたを彼の友達ではなく、結婚相手にふさわしいかシビアな目で見ています。

時間厳守で到着するべし

将来の結婚相手として彼氏の実家を訪れる以上、遅刻は厳禁です。時間に余裕を持って彼氏と合流し、彼の実家近くへ到着しましょう。

早く着いたからといって、時間よりかなり早く訪問するのもNG。約束の時刻の5~3分前にインターホンを押すくらいが目安です。

服装は「季節感」と「きちんと感」

結婚の挨拶では、服装も命。TPOに合った服装をしていないと浮いて見えてしまいます。ポイントは季節を押さえているかと、きちんとして見えるかどうか。

ここぞというときの勝負服を持っていても季節感が違っていたら苦しそうな雰囲気になります。結婚の挨拶ということで、清楚な女性らしさを出せる服装が好ましいですね。

ワンピースなどロングスカート

ワンピースは万能なアイテム。露出の多いミニは避けてください。丈はロングスカートか、短くても膝丈が好ましいです。

コーディネートに困っても、清潔感のあるワンピースならそれ一枚で結婚の挨拶にもふさわしい服装になるのが嬉しい点ですね!

ブラウス×フレアスカート

ブラウスとスカートの組み合わせでも、場にふさわしい服装になります。スカートはフレアスカートが適切。清潔感のある女性らしい雰囲気で、お手伝いをする際にも動きやすいのがメリットです。季節によってはブラウスの上にジャケットなど羽織ものを。

夏は生地感を考えて

夏は暑さを考えた服装を。かしこまってスーツなどで行くと汗だくで大変になることも…。ブラウスの上に羽織らないスタイルでもOKです。暑いからと露出の多い服装で行くのはNGですが、涼しい生地をチョイスするのは構いません。

冬は脱ぎやすいコートを

冬場はコートを着ていくことになるはずですが、脱ぎやすいものを選びましょう。コートのまま家に上がるのではなく、玄関で脱いでから上がるのがマナー。脱ぐときにもたついてしまうとスマートさに欠けます。ボタン外れなどもないかチェックして選んでください。

見落としがちな穴に注意

靴下の穴あきやストッキングの伝線など、着ていく服や身につけるアイテムに穴や破損はないか、全体的にチェックしてから着用しましょう。

ニオイが気にならないかどうかも大事なチェックポイント。部屋干しが多い方や、長く使っているアイテムは特に注意を。

手土産は両親の好きなものがベスト

手土産はあらかじめ彼氏と相談してチョイスしましょう。彼氏の両親の好きなものがわかると選びやすいですね。苦手なものや食べられないものは必ず聞いておいて避けるようにすると確実です。

手土産の予算は2000~3000円程度。高級すぎる必要はありませんが、あまりに安いものだと真剣さが感じられません。なお、手土産の箱につける「のし」は不要です。

自分の美味しいと感じたものでも◎

彼氏の両親の食べられないものを避けていれば、自分の好きなお菓子、実際に食べてみて美味しかったものでもOKです。ナチュラルにおすすめしやすいというメリットがありますね。

「美味しかったので食べていただきたくて」など一言添えれば、好感度アップが図れます。手土産を通じて地元のことや食べ物の好みなど、話題も展開しやすいです。

実家近くでの購入はNG

彼氏の実家近くで手土産を購入すると、彼氏の両親が用意していたお茶菓子と被ってしまうリスクがあります。自分の地元の名産品を選ぶか、手土産の定番商品の中から選ぶのが確実です。

遠方から来たにもかかわらず手土産が実家近くのものだと、急いでわざわざ用意した感が見えてイメージダウンにも…。

急なハプニングにも備えて

悪天候や渋滞など、急なハプニングにも対応できるように準備をしておきましょう。ずぶ濡れで彼の実家に上がることがないよう、雨具を持参。時間に余裕を持って出発します。

当日の天候や、渋滞が起こりやすいルートかどうかは、事前に調べることもできます。ネックになりそうなことはないか確認して、あらかじめハプニングに備えましょう。

滞在時間は2時間程度に

話が盛り上がっても長居は禁物。あくまで結婚の挨拶に訪れたので、2時間程度で切り上げましょう。盛り上がっているつもりでも彼氏の親が「いつまでいるんだろう」と思っていたなら意味がありません。

2時間程度なら彼の結婚相手としての好印象をアピールするのに十分な時間ですし、お互いに緊張していても長く続かずに解放されるのでちょうどよいといえます。

いただいたご飯は残さない+一言添える

基本的には彼氏の実家では食事をせずに挨拶だけとなる形も多いですが、ご飯をすすめられることがあります。いただいた食事は、アレルギーなどよほどの理由がない限り残さず食べるのが基本です。

「ごちそうさまでした」だけではなく、「美味しいです」「作り方を知りたいです」など一言添えると、彼の家族も食事を振る舞った甲斐を感じて好印象を持ってもらいやすいです。

お手伝いの声はかけること

来客には台所に入ってほしくない場合があるので、何も言わずに気を利かせてお手伝いをするのは逆効果となることがあります。

ただし、片付けがあるのにボーッと座ったままでは印象が良くありません。「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけ、指示があればそれに従って動きましょう。

泊りはしないようにする

彼氏の実家が日帰りで行けないような遠方でも、基本的には彼氏の実家には泊まらないことをおすすめします。初対面の場合も多く、泊まるとなるとお互いに気を遣う場面が格段に多くなるからです。

近くのビジネスホテルや旅館をあらかじめ予約して、彼氏の両親には心配をかけない段取りにしておきましょう。

泊まる場合は早起きをすること

遠方からの結婚挨拶で、相手方から「ぜひ泊まっていって」ということもあります。その場合はお言葉に甘えて泊まるのもOKです。

彼氏の実家に泊まったなら朝寝坊は禁物。早起きをして、朝ごはんの準備など、彼氏の家族の指示を仰ぎながらできる範囲でお手伝いしましょう。

実家にいる兄弟やペットにも誠実な対応を

彼氏の両親以外の家族にも、誠実な態度を。彼の弟や妹で自分から見て年下でも、最初は基本的に敬語で話します。

ペットも動物だからとぞんざいに扱わないように。適度に可愛がる様子を見せると好印象。苦手な動物がいる場合や犬・猫のアレルギーがある場合はあらかじめ彼氏に相談しておきましょう。