彼氏の実家へ結婚の挨拶をしに行くことになったら何をすればいい?結婚したら末永くお世話になる彼氏の両親には、良い印象を与えたいものですね。結婚挨拶の段取りや気をつけたいポイントを総チェック!服装や手土産選びなどの細かい点も紹介いたします。
彼氏の実家に結婚の挨拶に行く!
彼氏の実家へ結婚の挨拶に行くことに…!いよいよ結婚へと歩みを進められるのは嬉しいことですが、彼氏の両親に気に入ってもらうのは一つの関門ですね。慌てずに臨めるよう、結婚挨拶の段取りや注意点を一つずつ確認していきましょう。
結婚挨拶の一連の流れ
彼氏の家に着いてから帰宅後まで、結婚挨拶の一連の流れを紹介いたします。段取りや具体的な言葉、注意点も要チェック!彼氏に協力してもらうとスムーズな部分もあるので、あらかじめ相談して決めておくと心強いでしょう。
玄関で簡単な自己紹介
彼の実家に着いたら、まずは玄関で簡単に自己紹介をします。「○○さんとお付き合いさせていただいております△△と申します」と名乗り、彼の親に促されてから家の中に入ります。
玄関では靴の脱ぎ方にも注意しましょう。いったん進行方向を向いて靴を脱いで上がってから、靴を並べ直します。後ろ向きに靴を脱いだり、脱ぎっぱなしで部屋へ上がったりしないようにしましょう。
入室時は入り口側に座る
部屋に入ったら、下座となる入り口側に座ります。彼の両親から見ればお客さんなので上座を勧められる場合もありますが、遠慮して下座に座らせてもらうか、お礼を言ってから示された位置に座りましょう。
両親が既に座っていた場合は、空いている側の席です。先に黙ってどっかり座らないこと。彼の両親が促してから「失礼します」と言って座ります。
改めて自己紹介
部屋に通されて席に着いたら、改めて自己紹介をします。時間を作ってくれたことへのお礼も述べましょう。挨拶が終わったら深く一礼します。
「改めまして、〇〇さんとお付き合いさせていただいております△△です。この度はお忙しいところお時間を作っていただき、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします」といった流れです。
手土産を渡す
挨拶が終わったら、用意していた手土産を渡します。手土産はいらないと事前に言われていたとしても、持って行くのがマナー。
紙袋ごと渡すのではなく必ずそこから取り出して、「お好きだと伺いましたので」「地元で人気のお菓子です」などと言って渡しましょう。
いきなり本題に入らない
座ったらいきなり結婚の話、では気が早く、彼氏の両親も心の準備がまだできていないかもしれません。まずは皆で談笑を楽しみましょう。
初対面なら彼氏と打ち合わせておいて、彼氏が両親に他愛ない話を持ちかけられるようにしておくと安心ですね。すでに顔見知りでも、礼を失することを言ったり馴れ馴れしくしたりしないように要注意。
談笑終えたら結婚の挨拶を
ひと通り談笑が終わったら、彼氏が結婚の話を切り出します。彼氏の話が終わったら彼女の番。彼への気持ちや、彼女の実家に結婚の挨拶へ来てくれたときの様子などを話すと、彼の両親は安心できます。
彼氏や彼の両親とも末永いお付き合いをさせていただきたい旨も伝えましょう。この結婚の挨拶は事前に何を言うか整理し、まとめておくと安心です。
長居はせずに切り上げる
結婚の挨拶で彼氏の実家に上がったなら、滞在時間は長くても2時間程度。すでに顔見知りで何度も家に上がっている間柄だとしても、用件と談笑が終わったなら長居はせずに切り上げましょう。
彼の両親に促されてからではなくて、自分たちで切り上げること。時間を忘れるくらい楽しい時間を過ごせたら素晴らしいことですが、長くなりすぎないよう意識しておいてください。
帰宅したらお礼の電話を
訪問しての結婚の挨拶が終わったからおしまい、ではありません。時間を設けてくれたことへの感謝をこめて、帰宅したら彼女のほうからお礼の電話をかけます。電話番号を彼氏に聞いておきましょう。
電話では、無事に帰宅したことの報告と、改めて時間を作ってくれたことへのお礼を述べ、「今後ともよろしくお願いいたします」と締めくくります。
手紙の場合は1週間以内が基本
お礼状の手紙の場合は、結婚挨拶へ行ってから1週間以内に送るのが基本です。お礼の電話に加えてお礼状も送ると、より丁寧な印象となるでしょう。
手書き文字に自信がなくても、文面は手書きにしたほうが人柄や誠意が伝わりやすいです。彼の両親とすでに何度も会っているなら、礼を失しない程度に率直な感想を盛り込んでもOKです。