本作が、TBSの連ドラ初出演にして初主演となる橋本。「先ほど(結婚会見)のあいさつがあったので、今、どんなテンションで答えればいいのか、迷走しているんですが、綾華は納豆やキムチ、ビールが好きだったり、自分と共通点があるところもあれば、何でそんなに不器用なんだ!という、似ていないところもあって、とても楽しい役柄です。皆さんに綾華のことを好きになっていただけたらと思っています。『王様に捧ぐ薬指』はすごく心が温かくなるドラマで、家族みんなで見てほしいです。ずーんと気持ちが重くなるようなことは全くないので。明るく皆さんに見ていただけたら」とアピール。

 “絶世の美女”という役柄設定に関しては、「(台本の)ト書きに“誰もが認める”とか、“美しい”とか、“着飾った”というのが多くて、どうしようと撮影の時に思っていたり。こんな人いないんじゃない?と思うぐらい、(就職先の)『ラ・ブランシュ』に入るまで職を転々としていて、その理由が『顔のせい』と弟たちにもいじられているんです。そんなことなかなかないですよね。『俺の綾華だ!』と取り合うシーンが多くて、本当にこんな人いないんじゃないかなって」と自身の思いを率直に語ると、山田から「実際になかったの? 本当?」と質問され、「ないです! 私は本当にないです」と否定。その答えに、山田は「ありそう。本当? そうなってもおかしくないのに」といぶかしがっていた。