駿河が演じるのは、Dr.チョコレートにとって最初の依頼人となる政治家秘書・登戸龍彦。2年前に起きた唯の両親、寺島光一・葵夫妻の命を奪い、Teacherの人生を大きく動かした爆破事件の真相解明の一端を担う、重要なキャラクターだ。

 撮影を終えた駿河は「台本読んだ時にDr.チョコレートってそういうことか!!って、ニヤついたのを覚えてます(これは見てのお楽しみ!)。現場の空気感って、絶対作品に映し出されると思うのですが、坂口くんを筆頭に癖強めの共演者の皆さんと楽しい時間を過ごさせてもらったので、見くださる方々にも届けばと思っております。今後、張られた伏線がどう回収されるのか、僕も楽しみです」と期待を寄せた。

 第1話。野田は、親子ほど年の離れた唯と一緒に、シンガポールから日本へ向かう機上で、面倒に巻き込まれてしまう。機長が突然意識を失ったため、ドクターコールがかかったのだ。「ほかにも医者はいるだろ」と野田は寝たふりをしてやり過ごそうとするが、唯に促されて渋々席を立つ。同じ機内に居合わせた東都新聞の記者・奥泉渚(西野七瀬)は、コックピットへ向かう野田の右手に違和感を抱く。野田は右手だけ手袋をしているのだ。まさか義手? シンガポールで、Dr.チョコレートの身辺を探るも空振りに終わっていた奥泉は、思わぬ出会いに高揚する。