平野電業は、3月25日(土)、富山市の大沢野地区に北信越最大級のボルダリングジム「leTruss(レトラス)」をオープンした。クライミングにはボルダリング、リード、スピードの競技があるが、「leTruss」は、ロープを使わないボルダリングを中心とした施設となる。

コンセプトは「一手先のカラフルな日常を」


「leTruss」のコンセプトは「一手先のカラフルな日常を」。「leTruss」に訪れるユーザーだけでなく地域の住民の人々や、働くスタッフおよび業界のこれからに彩りを与えたいという想いが込められている。

平野電業は、これまでも、“登るを仕事に”をテーマに送電線建設の人材獲得に向けてクライミング施設の管理を行ってきたが、さらなるクライマーとの交流のため地元の大沢野地区でボルダリングジムをオープンするに至った。

北信越最大級のボルダリングジム

トラス工法による建物

「leTruss」は、約150坪、建物中央に柱を必要としないトラス工法を取り入れた木造の大空間、壁面数16面に豪華なホールドと北信越最大級のボルダリングジムだ。

業界でも先進的な施設

先進的なキルターボード

さらに、世界的なトレーニング用設備であるキルターボードの導入も決まっているという(5月予定)。

ボルダリングジムのために専用の建物を新規建設することは非常に珍しく、「leTruss」は、業界でも先進的な施設となる。

店長には山内祐樹氏を採用

木造建物の建設は同じ富山市に本社を置くカナディアンホームが、クライミングウォールの建設は20年以上にわたる実績を持つホッチホールドが手掛けた。

また、店長には国体で優勝経験があり、関東で10年以上ボルダリングジムスタッフを務めた山内祐樹氏を採用。ボルダリングの最先端である関東の風を富山に呼び込む。

北陸地域のボルダリングの普及や選手の育成、全国から富山県への人の流入、送電線建設業界へクライマーの勧誘を目的として、地域と業界への貢献を目指す、平野電業が手掛ける「leTruss」をチェックしてみては。

■leTruss
住所:富山県富山市上大久保1666-1
公式サイト:https://letruss.jp/

(角谷良平)