なかよし

4月5日(水)~10日(月)の期間、佐賀玉屋南館5階ギャラリーで「第12回荒木淳一油絵展」が開催される。

会期中は作家が在廊

ベネチアの夕暮

黒猫のいる風景

「第12回荒木淳一油絵展」は、ヨーロッパをテーマに独自の色彩で温かみのある風景を描く、荒木淳一氏の個展。

また、会期中は作家が在廊しているので、作品への思いなどを聞くこともできる。

オーダーでの制作も可能

さらに、特別企画として建物や風景、ペットなど、オーダーでの制作も可能。大切な思い出やペットなどの写真や画像をもとに、荒木淳一氏に描き上げてもらえる。

千葉県生まれの洋画家

荒木淳一氏は、1955年、千葉県千葉市生まれの洋画家。13歳で油絵を描き始めるが、中学生の頃より自己表現の手段としての文学を志し、1975年4月に愛知大学文学部フランス文学科に入学する。初めは小説家志望だったが、大学在学中に演劇に魅せられ戯曲作家志望に転向、1979年愛知大学卒業後ソルボンヌ大学文化学科に留学。

同氏は、1981年フランス留学から帰国後本格的に油絵を描き始めたが、30代半ばまではシステムエンジニアの仕事をしていた。演劇的な要素を大切にし「人がホッとするような絵を描きたい」と語っており、描かれる作品はイタリア、フランス、ポルトガルなどを中心に南欧の明るい風景を描いている。

「第12回荒木淳一油絵展」へ足を運んで、詩情あふれる作品を楽しんでみては。

■第12回荒木淳一油絵展
開催期間:4月5日(水)~10日(月)
会場:佐賀玉屋南館5階ギャラリー
住所:佐賀県佐賀市中の小路2番5号
出品数:約35点
佐賀玉屋公式サイト:https://www.saga-tamaya.co.jp/

(角谷良平)