ジャニーズJr.ユニットのLove-tuneは、2018年から2019年にかけて7人全員が退所し、そのままのメンバーで7ORDERを立ち上げたことから、ジャニーズ事務所との間に軋轢があったとみられている。安井に言及するのは「タブー」ともいえそうだが、こうしたギリギリの発言を堂々とできるのも、菊池の事務所内での存在感の大きさがあってこそなのだろう。

 Sexy Zoneは、昨年6月に発表した最新作『ザ・ハイライト』がジャニーズファン以外からも高く評価されており、「ミュージック・マガジン」2023年1月号では2022年ベストアルバムのJ-POP/歌謡曲部門10位に選出された。また、昨年12月に念願の初ドームツアーを成功させ、マリウス葉が「完全円満退所」でメンバーやファンに祝福されながらグループを卒業したことで、改めて注目度が急上昇している。菊池の評価の高まりも手伝って、グループとしても今年は大飛躍する可能性がありそうだ。