クレジットカードの年会費は種類によって異なり、無料カードも数多く発行されています。有料か無料かでポイント還元率や付帯サービスも変わってきますが、いざ選ぶとなると迷ってしまいます。解約や引き落とし日なども含め、押えておきたい年会費のポイントを紹介します。

クレジットカードの年会費、無料と有料でどう変わる?

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クレジットカードには、「年会費無料」と「年会費有料」のカードがあります。一般的なカードはスタンダードと呼ばれるタイプで、その上になるとゴールドやプラチナとランクが上がっていきます。こういった高ランクのカードの年会費はほぼ有料ですが、スタンダードタイプでは年会費無料のカードが増えています。

無料カードであっても、国際ブランドが付いていて国内外の提携店舗で使えるのはもちろん、利用金額に応じてポイントが貯まります。海外旅行中のケガなどを補償する「海外旅行傷害保険」を付帯している無料カードもありますが、カードで旅行代金を支払った場合に限る「利用付帯」という条件付きの場合がほとんどです。

有料カードのメリットは、保険や施設利用といった付帯サービスが充実している点です。そのクレジットカードで支払いをしていなくても「海外旅行傷害保険」が「自動付帯」されていたり、商品の破損や盗難を補償する「ショッピング保険」が付いていたりするカードもあります。ランクが高いタイプであれば、空港ラウンジが無料利用できるなどの特典もあります。

会費が無料と有料ではサービスも変わってくるのは当然ですが、カードのステータスや高品質なサービスにこだわらないのであれば、無料カードでも十分といえるでしょう。あらかじめ自分が必要とする機能やサービスが付いているかを確認し、利用目的に合ったカードを選ぶことが大切です。

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「永年無料」や「初年度無料」など無料カードの種類もさまざま

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年会費無料のカードは年々増えていますが、同じ無料でもその実態は「年会費永年無料」、「初年度年会費無料」、「実質年会費無料」とさまざまです。カードごとの条件を事前に理解しておかないと、無料と思っていたのに後になって会費を払わされていたということにもなりかねません。

まず「年会費永年無料」や「年会費永久無料」とうたっているカードについては、カード会社の規約改正などがない限りずっと無料だと考えて問題ありません。流通系や信販系のカードでは、このタイプの無料カードが目立ちます。

最近増えている「初年度年会費無料」のカードは、入会した初年度1年間は無料で2年目からは有料というものです。ただ、中にはオンライン経由で申し込んだ場合のみ初年度無料となるカードもあり、その場合は「ネット経由での申し込み限定」などの但し書きが付いています。

「実質年会費無料」とは、年間のショッピング金額や利用回数といった条件を満たすことで年会費が無料になるカードのことです。「年1回の利用」など条件が緩いカードもあるため、少しでもカードを利用するつもりの人にはおすすめといえます。

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知っておきたい会費引き落としや解約のルール

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年会費は、指定の金融口座からの引き落としという形でクレジットカード会社に支払います。年会費が引き落とされる月や日はカード会社やカードの種類によって異なり、基本的にはいったん支払ってしまうと戻ってきません。「初年度年会費無料」のカードでも、初年度とされている日を1日でも超えたとたん2年目の年会費が引き落とされてしまうので、注意が必要です。

ではクレジットカードの「初年度」の期限はいつからいつまでなのかといえば、通常はカード入手後1年間を意味します。カード券面に記載された有効期限月(入会月)から翌年の有効期限月末日までの期間ですが、カードによっては月末前に切れてしまうといった例外もあります。

年会費の引き落とし月は、カード会社やカードの有効期限月(入会月)により異なります。カードによっては、券面に記載された有効期限月の前月末日に期限が設定されている場合もあるため、解約するつもりならば引き落としに確実に間に合う前月中の手続きをおすすめします。

年会費有料でもお得な場合もある?

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クレジットカードの年会費は、カードの種類により1,000円程度から数十万円するものまでさまざまです。年会費が高ければ高いほど付帯サービスの品質は上がっていきますので、年会費を上回るメリットを得られるのであれば逆にお得といえるでしょう。

有料カードの特典としてまず挙げられるのが、海外旅行傷害保険やショッピング保険の付帯と空港ラウンジの無料利用サービスです。保険については、海外旅行前にわざわざ加入する手間や支払う保険料が不要となります。ゴールドカードであれば空港ラウンジの無料利用特典が付いていることも多いため、海外旅行や海外出張が多い人なら年会費以上のリターンを受けることができます。

スタンダードタイプのカードでも、航空会社系の有料カードであればマイルが貯まりやすい仕組みになっています。マイルは国内航空券とも交換できるため、海外にはあまり行かない人でも利用価値があるといえるでしょう。また無料カードに比べてポイント還元率が高いことも、有料カードのメリットといえます。ステータスが高めなホテルやレストランの割引サービスも充実していて、お得に利用できます。

このように、クレジットカードを利用する機会が多いのであれば、数千円程度の年会費は獲得ポイントやマイル、割引でカバーできる可能性があります。

条件・内容の事前確認と定期的なチェックが大切

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年会費無料のカードの中には、毎月手数料を取られてしまう「リボ払い」を条件としたものもあります。条件をうっかり見落とすと無料であってもかえって損をする可能性もあるため、事前にそのカードの内容や条件をしっかり確認してください。

また、カード会社は必要に応じ、会費や還元率などにかかわる規約の変更を行なっています。年会費無料の場合でも、有料のカードに切り替わる可能性がないとはいえません。カード会社のホームページや郵送物で事前告知が行なわれるため、定期的なチェックを心がけたいものです。

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文・渡辺友絵(ライター・編集者)

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