あざとい男っていますよね。一見するとハキハキとリーダーシップを取っているようにも見えるのに、肝心な場面になるとそのあざとさが見えてしまう男。あざとい男にはどんな特徴があって、付き合う上でどんな風に気を付けたらいいのか、この記事ではお伝えします。

あざとい男には要注意!

ちょっと前のことですが、とある大物女性タレントと人気ミュージシャンの不倫騒動が起きた時に、女性タレントのことを「あざとい」と言って話題になったお笑い芸人のMCがいましたね。

「あざとい」という言葉は、あまりいい意味では使われる言葉ではありません。

あざとい女も同じですが、どんな人でもあざとい男とは正直言って距離を置きたいと思うものですよね。

あざとい男というのは、ハキハキと自己主張をしてくることが多いので、一見するとリーダーシップがあるしっかりしている人にも見えます。

でも付き合ってみると本当にリーダーシップがある人とは全く違うことがわかってくるものです。

この記事では「あざとい」という言葉の意味やあざとい男の特徴や心理、付き合ってしまった時の注意点などについてお伝えします。

「あざとい」とはどんな意味?

まず「あざとい」という言葉がどんなことを意味しているのか、ということについておさらいしておきましょう。

辞書で調べてみると「あざとい」という言葉には次のような意味があります。

  • 抜け目がなく貪欲だ
  • 悪辣だ
  • 小利口だ
  • 思慮が浅い

しかし最近ではネットスラングで、かわいらしいアピールをしている状態を「あざとい」と呼び、実際に本当にかわいく見えると、褒め言葉として使う例も出てきているそうです。

またそこからさらに転じて「ぶりっこ」「ウケを狙い過ぎている」という状態を批判する言葉としても使われているとのことです。

しかし、30代40代以上の人にとっては、辞書的な「抜け目がなくてズルい」「計算高い」といった本来の意味で使われることが多いので、ネットスラングとして使う時には、本来の意味とは違うということを頭に入れておきましょう。

この記事では「あざとい男」というのはネットスラング的な意味ではなく、本来の「ずるがしこくて計算高い」という意味で使っていきます。

あざとい男にはこんな特徴・心理がある!!要注意ポイント!

さて、あざとい男というのは「抜け目がなくて、貪欲で、計算高いのに思慮が浅い」男だということがわかったところで、いったいどんなところであざとい男を見分けたらいいのでしょうか?!

あざとい男は自己主張が激しいので一見するととても目立ってリーダーシップがあるように見えるものです。

でもその一見すると立派なことを言っているように見える自己主張の内容をよくみていくと、リーダーシップとは程遠いものだということがわかるようです。

それではいったいあざとい男にはどんな特徴や心理があるのでしょうか?!

【あざとい男の特徴・心理①】自分が得する様に立ち回る

あざとい男の特徴や心理の1つ目は、絶対に自分の得になって、不利にならないで済むような状況を作り出す、ということです。

例えば、仕事で同じプロジェクトの誰かがミスをした時には、さりげなく自分は関係ないというセリフでアピールをして、責任を被らなくても済むポジションへ自分を持っていきます。

反対に誰かが成果を上げた時には、自分がいかにそこに協力して、自分もその成果に貢献したのか、ということを、これまたさりげないセリフでアピールします。

この時には計算高いので、どのくらい自分をアピールしたらちょうど自分の得になるのかを、どんな時でも考えて、ちょうどいい加減でアピールをするので最初は誰もおかしいとは思いません。

しかし長く付き合っていると、そんなあざとい男の心理も徐々に見抜かれていくようで、徐々に周りから警戒されるようになっていきます。

【あざとい男の特徴・心理②】お得な情報は独り占め

あざとい男の特徴や心理の2つ目は、お得な情報は独り占めするか、自分の利益になるとわからなければ他の人には教えません。

あざとい男の心理には貪欲なところがあるので、自分が得する情報を他の人に教えてしまうことで、他の人に先回りされてしまうことを、心の底から嫌がるのです。

だから人を出しぬいてでも自分が先に得できるように、お得な情報は絶対に人には教えません。

教える時にはすでに自分が良い汁を吸い尽くしてしまった後か、教えることで自分がもっと得する時だけです。

【あざとい男の特徴・心理③】弱みを巧みに見せる

あざとい男の特徴や心理の3つ目は、自分の弱みを巧みに見せて、相手を自分の思うとおりにコントロールすることがあります。

付き合う女性とデートしている時に、普通のあざとくない男だったら、少しくらい背伸びをしても、自分は良い生活をしているとアピールしたいものです。

しかしあざとい男は違います。

背伸びをするのではなく、自分がかわいそうな男だというセリフを吐いて、かわいそうアピールすることが上手なのです。

何かやむにやまれない事情があって、普段生活が苦しくてお金がない、ということをアピールしておいて、デートの時に巧みに付き合う女性にお財布を出させるようなことを平気でします。

もちろん実際に生活が苦しいということは全くなくて、女性にお財布を出させるために計算高くやっているあざとい男の演技なのです。

【あざとい男の特徴・心理④】奢らせ上手

あざとい男の特徴や心理の4つ目は、奢らせるのが上手だということです。

あざとい男は貪欲な心理を持っているので、絶対に自分のお財布を出したくないと思っています。

だから3番目に書いたような方法で、巧みに周りの人にお財布を出させるのが上手なのです。

女性に巧みなセリフを吐いて、貢がせるのが上手な男がいますが、そんな男もあざとい男と言えるでしょう。

これは付き合う女性に対してだけではなく、仕事仲間や友人にも同じことをします。

自分はかわいそうでお金がないアピールを巧みなセリフですることで「お前ならしょうがないな~」という雰囲気にさせて、他人に奢らせるのです。

【あざとい男の特徴・心理⑤】口がうまい

あざとい男の特徴や心理の5つ目は、口が上手い、ということです。

あざとい男はずるがしこく自分の利益になるように立ち回ることが上手なのですが、そんな風に立ち回れるのは、ものすごく上手く回る口を持っているからです。

言葉巧みに相手の心理をコントロールさせるようなセリフが次から次へと出てきます。

そして次から次へと繰り出す巧みなセリフで会話のペースを完全に自分のものにしてしまい、最終的に自分の欲望を叶える方向へ誘導していきます。

気が付いたら相手のセリフのペースに乗せられて、思わぬ方向に誘導されていた、そんなことにならないように口が上手すぎるあざとい男性には警戒しましょう。