男性の実家暮らしというと、いつまでも自立しないで親のすねをかじっている、というイメージが強くありますが、実は実家暮らしの男性と結婚がおすすめだと言う説があります。実家暮らしの男性を選ぶ理由やメリットにはどんなことがあるのか、この記事ではお伝えします。

実家暮らしの男性のイメージはどうですか?

実家暮らしの独身男性にはあなたはどんなイメージを持っていますか?

実家暮らしの独身男性は社会人にもなって独立しない。

実家暮らしの独身男性は30代40代になってもいつまでも親のすねをかじり続けている情けない男…

今までは実家暮らしの男性にそんなイメージが強くあったかと思います。しかし最近は意外なことに実家暮らしのモテる男子が急増中だと言います。

実家暮らしでフリーターだとちょっと心配な気もしますが、実家暮らしでフリーターでも、実家の家業を継げる予定があるなど、将来の不安が想像しているほど無い男性もいるようですね。

この記事では、実家暮らしの独身男性がどのくらいいるのかを見た後で、今まで根強かった実家暮らしの独身男性と結婚するデメリットや、実家暮らしの独身男性を結婚相手にする時のチェックポイントをお伝えします。

その上で、実家暮らしの独身男性がどうしてモテる男子に変わってきたのか、実家暮らしの独身男性がモテる理由と、結婚するメリットを5つお伝えします。

実家暮らしの男性の数はどのくらい?

まず実家暮らしの独身男性と結婚することについていろいろと見ていく前に、実家暮らしをしている独身男性というのは具体的にどのくらいいるのかを見ていきましょう。

職業別に実家暮らしをしている独身男性について調べた調査によると、2015年には正規雇用されている人の実に72%が実家で親と同居しているとのこと。

またフリーターと呼ばれる非正規やパート・アルバイトの人になると80%を超える人が実家で親と同居しています。

これはフリーターの人はやはり収入が少ないので、一人暮らしする人が減ると言うことでしょうね。

30代40代になっても結婚しないで実家に住んでいる人もいますが、正社員でしっかりと社会人として経済的に自立していれば、実家暮らしならきっと楽ですよね。

実家暮らしの男性のイメージが悪い理由

さて、実家暮らしの独身男性というとちょっとイメージが悪い感じがしていましたよね。

最近では実家暮らしの男性はモテる男子に変わってきていますが、ちょっと前までは30代40代という、いい大人の社会人になっても、実家暮らしの男性はいつまでも親のすねをかじり続けるなんて、という空気がありました。

実家暮らしの独身男性に対するイメージにはどんな特徴があったのでしょうか?!

やはり実家暮らしの男性はいい年をして、一人暮らしをしたことがないと言うことは、家事もできないし、生活能力に不安がある、結婚してもマザコンで親が必ず付いてくる、といったイメージが多く有るようです。

また、実家暮らしをしている独身男性の特徴というと、何歳になっても経済的に自立できないフリーターが多いようなイメージも強くあります。

しかし、実際には実家暮らしの男性は正規雇用でも実家暮らしをしている人も約70%だということで、実家暮らし=フリーターという図式ではないようです。

しかし実際に実家暮らしの男性と結婚するとなると、何かと実家暮らしがデメリットになることがあるのも事実です。

実家暮らしの独身男性と結婚するメリットを見る前に、実家暮らしの男性が持つデメリットを見ておきましょう。

【実家暮らしの男性のデメリット①】甘えがある

実家暮らしの男性のデメリットの特徴の1つ目は甘えがあると言うことです。

どうしても実家暮らしの男性は、親と一緒に暮らしていると、何か困った時でも親に頼れば何とかなってしまいます。

だから実家暮らしの男性の中には精神的に自立できない人も中にはいるようです。

特に社会人になりきれずに、30代40代になってもフリーターで居続ける人には厳しい目が向けられるようです。

正社員になりたくて頑張っているのに、仕事がなくて仕方がなくフリーターをしていると言う人もいますが、実家暮らしをしていれば、やはり経済的に自立しなくても、何とかなってしまうと言う甘えがあるとみられてしまうようです。

【実家暮らしの男性のデメリット②】自立していない

実家暮らしの男性のデメリットの特徴の2つ目は、精神的に自立していないと言うことです。

仕事がなくて経済的に自立できないと言うのはやむを得ない理由のように見えますが、実家暮らしでいつまでも親のそばで生活していると、精神的に自立できなくなる人もいるようです。

いわゆるマザコンということで、いい年をした30代40代の社会人でも、実家暮らしの男性の中には自分のことを自分で決められない人もいるとのこと。

実家暮らしの男性の中には精神的な甘さからフリーターで居続ける人もいるようで、やはりそういった実家暮らしの男性を結婚相手にすることには女性は不安を覚える人もいます。

しかし、全ての実家暮らしの男性が精神的に成熟していないかというとそうでもなく、しっかりしている実家暮らしの男性や、フリーターでもちゃんと将来への見通しを持っている実家暮らしの男性もいるのは確かです。

【実家暮らしの男性のデメリット③】田舎から出たくない

実家暮らしの男性のデメリットの特徴の3つ目は、実家暮らしを続けている理由が、いつまでも自分の田舎から出たくないと思っていることです。

親だけでなく、友人も多い田舎から外へ出ていく勇気が持てずに、実家暮らしを続けて、狭い世界で正社員でもフリーターでもお山の大将になっているようなタイプの男性です。

小学生くらいの子供ならわかりますが、30代40代のいい年をした社会人になっても、実家暮らしの男性がそんなことを言っていると、やはり女性は心配になります。

実家暮らしの男性との結婚を考えた時に、やがて子供が生まれた時に、この狭い田舎で育てるのか、ということを不安に思う人は多いようですね。

【実家暮らしの男性のデメリット④】親からの干渉

実家暮らしの男性のデメリットの特徴の4つ目は、実家暮らしの男性は親からの干渉が強いことがあると言うことです。

実家暮らしをしていると、特に母親は息子の面倒を見ることに生きがいを感じるものです。

実家暮らしの男性には、あれこれと良かれと思って世話を焼きたがることがあります。

実家暮らしの男性の中には、住居を実家に置いているだけで、30代40代の一人前の社会人として、きちんと精神的に自立している男性も多くいます。

しかし、実家暮らしの男性の中には社会人になってもいつまでも子供のように世話をしてもらうことを当たり前だと思っている男性もいます。

またそういったところが人間的な甘さとなって、正社員になれずにフリーターでいる人も中にはいるようです。

結婚したら、その親の干渉が若い夫婦や孫に向くのではないかと考える女性も多くいるようです。

【実家暮らしの男性のデメリット⑤】家事能力が低い

実家暮らしの男性のデメリットの特徴の5つ目は、家事能力が低いと言うことです。

私も最初は冗談かと思いましたが、30代40代の社会人になっても実家暮らしを続けてきた男性の中には、全自動洗濯機の使い方がわからない男性や、小中学校での調理実習以外にニンジンや大根を包丁で切ったことがない実家暮らしの独身男性がかなりいるようです。

これは実家暮らしなら正社員でもフリーターでも傾向は同じようです。

大学や就職したての時に、一度実家を離れた経験があればそんなこともないようですが、ずっと実家暮らしを続けていれば、母親が全部身の回りの世話をしてくれるので、実家暮らしの男性は家事を身に着ける必要性が全くないのです。

専業主婦が当たり前だった親世代とは違い、共働きを求められる現在、夫に家事能力がないと全部自分が負担しなくてはならないことに不安を覚える女性は多くいます。

【実家暮らしの男性のデメリット⑥】家の管理能力が低い

実家暮らしの男性のデメリットの特徴の6つ目は、家事以外でも家の管理能力が低いことです。

例えば実家暮らしを続けている男性には、電気や水道、ガスにお金を払っているという意識が無い人が多くいます。

実家暮らしの男性の中には30代40代の社会人になっても節約の意識がなく使い放題使っている人がいます。

また、外壁塗装のために積み立てをしておく必要があるとか、結婚するときには式を挙げるのにお金がかかるとか、そういった家計や貯蓄の意識が低い人が、実家暮らしの男性には多いのも特徴です。

そういった家計に必要なお金の積み立てという意識が低い実家暮らしの独身男性が、社会人でも多いことに不安を覚える女性が多いようですね。

特に将来の見通しが立たない実家暮らしのフリーターには、その辺の意識が低いことがあって、厳しい目が向けられるようです。

【実家暮らしの男性のデメリット⑦】近所・親戚付き合い

実家暮らしの男性のデメリットの特徴の7つ目は、近所付き合いや親戚付き合いが煩わしい、ということです。

親の世代で都会へ出てきてしまった場合には、実家暮らしをしている男性でも、そういったことはありませんが、田舎の実家で親と同居していると、田舎特有の濃すぎる近所付き合いや親戚付き合いがあります。

30代40代になると独身でも、実家暮らしをしていたらそういった田舎のコミュニティでは、男性には何らかの役割を求められることが多いのが特徴です。

そういった田舎の風習に理解がなければなかなか実家暮らしの独身男性と結婚することに不安を覚える女性も多くいるようです。