また、CMにおいてはコミカルな“洗濯大名”姿で出演している洗剤ブランド「ボールド」や、不祥事で降板した香川照之に代わって抜擢された東洋水産「MARUCHAN QTTA」などが好評だ。
「ジャニーズ事務所としては、中島と菊池を中心にSexy Zoneを盛り立てていきたいという方針のようです。昨年から『アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶』のCMにペアで出演していることからも、事務所のプッシュの強さがうかがえます。2人とも俳優業とバラエティのどちらもこなせる器用さがあり、特に俳優としては相当な伸びしろがありそうなので、ジャニーズ上層部からの期待が大きいようです」(ジャニーズに詳しい芸能記者)
メンバーのソロでの活躍の影響もあってか、一時は後輩グループに押されていた印象があったSexy Zoneの人気が急回復。昨年6月にリリースした通算8枚目のオリジナルアルバム『ザ・ハイライト』が自身過去最高となる初週売上約14.1万枚を記録するなどセールスが好調で、昨年末にはデビュー12年目で念願のドームツアーを開催し、東京・大阪の計4公演で約20万人を動員する大盛況となった。
また、昨年末にマリウス葉が芸能界引退に伴ってグループから脱退したが、その前にメンバー5人だけで泊りがけの旅行をする様子をSNSで発信するなど仲良しぶりが話題に。完全な「円満退所」だったことで、最近の「退所ドミノ」などによって何かとネガティブな印象になりがちなジャニーズ事務所のイメージ回復にも貢献したといわれる。それも事務所からの期待の大きさにつながっているとみられ、こうしたプッシュを背景にSexy Zoneの勢いはさらに増していきそうだ。