「良」を使う言葉

最後に、「良」を使った面白い言葉を紹介しましょう。

悪貨は良貨を駆逐する:悪いものが良いものを圧倒して市場を占めること

良い花は後(あと)から:優れたものは、時間をかけなければできないこと

「狡兎良狗(こうとりょうく)」役に立つときはさんざん利用され、不要になると見捨てられる

「良弓難張(りょうきゅうなんちょう)」才能ある部下は自尊心が高く扱いにくいが上手に使えば役立つ

最後はこの漢字!「泡沫」

「泡沫」と書いて、なんと読むか分かりますか?

(ほうまつ)と読んでも正解ですが、意味は同じです。

水の泡というイメージで合っています!

なんとなく切ない、儚いものという漢字ですよね。

すぐに消えてしまう、壊してはいけない、繊細な物だからこそ切なくなるのかも。

さて、「泡沫」と書いてなんと読むでしょうか?

「泡沫」読み方のヒントは?

  • 両方とも訓読みをする珍しい熟語です。
  • よく似たイメージの、しぶきは「飛沫」です!
  • 泡沫(ほうまつ)景気はバブルの事です。
  • 泡沫(ほうまつ)会社はすぐに消えてなくなる会社の事です。

なんとなくイメージが沸きましたか?

泡沫の恋なんて、切なくて憧れますよね。

儚くて消えやすい不確かな物です。

好きか嫌いかは置いておいて、儚いものほど美しく映ります。

よく小説のタイトルにもなっています。森鷗外の本が有名ですね。

「泡沫」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!

もうひとつヒントを出すと「うた〇〇」です。

さあ、もうわかりましたか?

「泡沫」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「うたかた」

です!

 

よく曲のタイトルにもなっていますね。

ぜひ、覚えておきましょう。