女王ラモンダ役でMCU初のゴールデン・グローブ賞を獲得したアンジェラ・バセット
1月10日(現地時間)、「第80回ゴールデン・グローブ賞授賞式(Golden Globe Awards)」が行われ、マーベル映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022)に出演した女優アンジェラ・バセット(64)が見事、助演女優賞(映画部門)を受賞した。
「ゴールデン・グローブ賞」は全米で1944年からはじまった、優れた映画・TVドラマ等を称えるエンタメ界の祭典。世界最高峰の映画授賞式として知られる「アカデミー賞」の最大の前哨戦とも言われており、今後の賞レースの行方を占う式典として毎年話題を集めている。
米カリフォルニア州・ロサンゼルスにある「ザ・ビバリー・ヒルトン」で行われた「第80回ゴールデン・グローブ賞授賞式」には、スティーブン・スピルバーグやエディ・マーフィー、ジェシカ・チャスティン、オースティン・バトラー、マーゴット・ロビー、セレーナ・ゴメスなど名だたるセレブが集結。授賞式に華を添えた。
なお、アンジェラは『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』にて、ワカンダ王国を統治していた国王ティ・チャラ(演:チャドウィック・ボーズマン)の死後、ティ・チャラに代わり、ワカンダ王国を守ろうとする女王ラモンダを好演。同作での演技が高く評価されアンジェラは「助演女優賞」を獲得。あわせて、マーベル・コミックを基にした映画で、主要な演技賞に輝いた初の俳優となった。
ステージにあがったアンジェラは、「自分の言葉を見つけなければならない。心臓がバクバクいっている」と、緊張した様子ながらも、夫のコートニー・B・ヴァンスや、家族、『ワカンダ・フォーエバー』のライアン・クーグラー監督ら、自身を支えてくれた人に感謝。そして、2020年に大腸がんにより死去した“初代ブラックパンサー”こと俳優チャドウィック・ボーズマンを偲んだ。
「私たちは愛を持って、この旅に一緒に乗り出しました。私たちは、悲しみ、愛し、癒されました。私たちは毎日、チャドウィック・ボーズマンの光と魂に包まれていました」
「この歴史的な『ブラックパンサー』シリーズで、彼は偉大な功績をなしとげ私たちを導いてくれました。私たちはカメラの後ろでも前でも黒人の団結、リーダーシップ、そして愛がどのようなものであるかを世界へと示しました。マーベルファンのみなさま、このキャラクターたちを喜んで受け入れ、たくさんの愛を私たちに見せて頂きありがとうございます」
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、2月1日(水)よりディズニーの公式動画配信サービス「ディズニープラス(Disney+)」にて独占配信予定。
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